Sweet...58 ページ8
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裕翔「そうだろうなぁって思ってた。Aちゃん、
頼まれたら断れなさそうだから。」
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私は気づいてなかったのに、
裕翔先輩は私に気づいてくれていたんだ。
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胸がキュンとなる。
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裕翔「Aちゃんはいつも学校が終わると
こうやってすぐに帰るの?」
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あ「あー……大体はそうです。でも
結奈とかに誘われたらファミレスとか行きますよ。」
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裕翔「ふーん、ファミレスね。じゃぁ、行っちゃおうか。」
あ「へっ?」
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裕翔「受験勉強ばっかりだと精神的に参っちゃうんだ。」
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まっすぐ行くところを、裕翔先輩は右に曲がり
にぎわう街の方に。
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これって、私も一緒にってことだよね。
ついていっても大丈夫なんだよね?
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これって軽くデート…………
そう意識すると、鼓動が異常に早くなった。
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裕翔「2名で。」
「かしこまりました。お席ご案内いたしますね。」
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「ねぇ、あの人カッコイイ。」
「どこ高の人かな?」
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学校以外でも裕翔先輩のかっこよさは目立つ。
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裕翔「Aちゃんは何食べる?」
あ「あー……私は………」
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みんなの視線を集める裕翔先輩と私。
どう見えてるのかな?
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作者名:おんぷ♪ | 作成日時:2012年12月2日 17時