Sweet...85 ページ35
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涼介「泣いた!?」
裕翔「うん。」
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涼介に隠し事する気分にもならず、
昨日の帰り道の出来事を教室の床を掃きながら話す。
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涼介「まぁ、俺は泣いた理由、普通に分かるけどね。」
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涼介は箒を片付け、塵取りを取り出すと
ゴミをまとめながらそう言った。
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裕翔「何で?」
涼介「それは自分で気づかないと。」
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「裕翔ー、涼介ー、そっち掃除終わった?」
涼介「終わった。つーか、お前らの方が終わってないじゃん。」
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涼介は女子の担当が終わってないことを
呆れ顔で指摘。
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裕翔「手伝えば終わるから、いいじゃん。」
涼介「はぁー…………本当裕翔は優しいね。」
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どこかで聞いたようなセリフを言われながら、
俺は椅子を下していく。
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「裕翔、ありがとう。」
裕翔「いえいえ、同じ班だし当たり前だよ。」
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「涼介も裕翔を見習いなさいよね。」
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涼介「俺は特別な子にしか優しくないの。
裕翔は性格がイイから、誰にでも優しくするけど………」
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「あれ、キミ誰かお探し?」
「あっ…………ハイ。ちょっと…………」
「背小さくて可愛いね。」
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すぐに俺の耳は反応した。
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振り返ると、俺の仲間に
声を掛けられているAちゃんがいた。
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作者名:おんぷ♪ | 作成日時:2012年12月2日 17時