検索窓
今日:1 hit、昨日:133 hit、合計:1,173,233 hit

Sweet...54 ページ4















裕翔「好きな食べ物ねー…………」

あ「ハイ……」





















きっと、あのままだったら「好き」と言ってしまっていた。

裕翔先輩が思わせぶりな態度ばかりするから。



































たかが一言でも、一瞬の笑顔でも私のココロは

キュンとなって、鼓動は早くなる。































体もココロも単純なの。





































裕翔「あ、Aちゃんのお弁当の卵焼き。」

あ「卵焼き!?」

























裕翔「でも、クッキーもおいしかったなぁ。

どっちも捨てがたいんで、両方ってことにしといて。」









































また爽やかな笑顔で私に笑いかけてくる。

ダメ、ダメ…………



























まだ「好き」って言っちゃダメ。

どうせ、今言っても………フラれるのが落ちなんだから……

































けど、もうココロは裕翔先輩への想いでいっぱい、

容量オーバー寸前。











































苦しくて仕方ない。





































裕翔「あー、ココだったよね……おうち。」

あ「あっ…………ハイ。」































長い長い通学路も、裕翔先輩と一緒だと短く感じる。

あっという間の幸せな時間…………



































裕翔「Aちゃん。」

あ「ハイ?」



















家の中に入ろうとした時、呼び止められたので

振り返る。

































裕翔「俺、何でもかんでも誰にでも言うわけじゃないよ。

じゃぁ、また明日の放課後……今日の場所でね。」





























裕翔先輩、サラッと大事なこと言いすぎです。









Sweet...55→←Sweet...53



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (402 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
571人がお気に入り
設定タグ:おんぷ♪ , 名前変換 , 先輩   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:おんぷ♪ | 作成日時:2012年12月2日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。