【男性声優】無自覚愛され体質 3！

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今日はよく働いたなー！
そろそろお店閉めよっかな




お客さんもいなくなり閉店準備をしていると…




神尾「まだ大丈夫？」





『神尾さん！こんばんは！

大丈夫ですよ？カウンター席どうぞ！』





少し息を切らした神尾さん



神尾「ごめんね？そろそろお店閉まる時間だと
思ったんだけど渡したいものあって」





『渡したいもの、ですか？』




息を整えるためのお水と一息ついてもらうための
コーヒーを差し出す





神尾「イベントで地方に行ってたんだけど
これ、Aちゃんが食べてみたいって
言ってたやつだよね？

ちょうど行った先が売ってるとこだったから」





それは確かに以前から食べてみたいって言ってた
ご当地もので覚えててくれた嬉しさと
わざわざ買ってきてもらえたことが
二重に嬉しかった




『ありがとうございます！嬉しいです！』




神尾「よかった、その笑顔が見たかったんだ」






その後一度事務所に戻る神尾さんと別れて
お店を閉め私も帰り道を歩いていた





帰ったら早速神尾さんにもらったお土産
食べてみよっと！



意気揚々と歩いていると…





入野「あれ？Aちゃん？」





正面から歩いてきたのは入野さんで





入野「今帰り？よかったら送ってくよ

車近くに停めてあるし」





『い、いえ！申し訳ないですよ！』





入野「一人で夜道歩くのは危ないから
できれば甘えてくれると嬉しいけどな？笑」





そう言ってくださる入野さんの優しさに甘えて
送ってもらうことになった





『ありがとうございました！
わざわざ送ったいただいて…』





入野「今度はまたお店に遊びに行くよ


これ以上一緒にいると帰したくなくなるから
…またね？」






家に入り1日を振り返ると
今日は朝からたくさんの人に会ったな…





たくさんの人に幸せをもらった1日だった

明日からまた頑張ろう！

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