【男性声優】無自覚愛され体質 2！

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浅沼side


当日はいつもより早めに会場入りした



Aちゃん、真面目だしきっと早く来て
場所とかの確認とかすると思って…



予想通り、というか予想以上に早かったけど笑




でも誰よりも先に会ったのが
俺で嬉しかった



案内するって口実で2人で歩けたし
少しの間だけど独り占めできた気分で
ちょっとだけ優越感




他にも好きなやつがいることなんて
とっくに分かってる




でも俺だって負ける気ないし
まだまだアピールしていくよ？




浅沼「ほら、危ないからこっち」



人が行き交う通路で肩を抱き
自分の方に引き寄せる


細い手首に近づいた時にふわっと香り
優しい甘い香り

その一つ一つにいちいち胸が高鳴るのは
やっぱり好きなんだなってことだし
それすらも愛おしく感じる




『ありがとうございます、浅沼さん
なんだか助けられてばかりですね？』



浅沼「いつでも助かるよ？

だからさ、何か困ったり悩んだ時には
1番に俺のことを呼んでよ

すぐに駆けつけるし助かるから」





君が1番に頼るのが俺であってほしい





『なんだか浅沼さんヒーローみたいですね！

では何かあった時は浅沼さんに
すぐに連絡しますね！』





君にはずっと笑っててほしいから

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