～Magic Shop～ (ページ33)

今日:28 hit、昨日:5 hit、合計:78,365 hit

33 ページ33

JN「遠慮しないでいいよ、濡れて風邪引かれる方が嫌だ」

笑顔で洗面所まで押し込まれてしまった

『っあ…』

JN「着替えは置いとくからいいよ。ごゆっくり」

そう言ってソクジンさんは消えた

ここまで来ちゃったし、お言葉に甘えよう

下着もそんな濡れてないし←

お風呂に浸かるだけ…とか思ってたんだけど

いつもの癖で頭を濡らしちゃって

がっつり洗ってしまった

お風呂に入って落ち着く

『…はぁ』

ここまで転がるように来ちゃったけど

よく考えたらすごい幸せな事だな…

JN「Aちゃんーごめんね！」

『っぎゃ！』

JN「驚かせてごめん笑着替えここ置いとくね！」

『……はい…』

変な声出しちゃった…

そこから私がお風呂を上がったのは15分後だった

ソクジンさんって見た通り肩幅が大きくて

肩からずるずる落ちてしまう

下も彼にとっては短パンなのに

私にはガウチョパンツみたい

『ソクジンさーん、上がりました』

落ちそうな服を抑えながら行くと

何やらキッチンでガタゴトやってる

JN「…お、上がっ…」

笑顔だったソクジンさんが固まる

『どうしたんですか？』

そう言うと彼は自室に戻って

パーカーを取ってきた

JN「…ごめん、これ着といて。目のやり場に…困る」

そんな事言われたら着ないわけにもいかなくて

『お借りします…』

ソクジンさんのパーカーを羽織った

やっぱり肩幅は大きかった←

着た私を見ると安心してキッチンに戻ったソクジンさん

『いい匂い…なんかお手伝いしますよ』

どうやらお昼を作ってくれてるみたい

JN「いいよー、Aちゃんは座ってて！」

そわそわしながらソファーに座った

本当に落ち着かない

やる事もなくスマホに目を通す

知らない番号が、一件

JK「この前、ヒョンがかけてきた番号で追加しました。すみません。」

ジョングク君だった

私も追加をして「了解です！よろしくね」と送る

JN「簡単な物しかないけど、出来たよ」

タイミングよくソクジンさんの声

『…うわぁ、美味しそう…』

私より女子力高いんじゃ…

JN「食べよっか」

お店の味より全然美味しかった

何より食べている時のジンさんは可愛くて

見ていて楽しい

JN「Aちゃん、ついてる」

そう言って私の口元を拭って

ペロッと舐めた

…ちょっと、かっこいいところも好き