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ドアの前でずっといるのもなんだから
『暗くなったので…家の中入りませんか?』
JN「いいよ、疲れてるでしょ?俺は自分の気持ち伝えに来ただけだから。」
「自分の気持ち」って…
知ってても頰が緩んでしまう
JN「真っ赤だね笑 ほら、中入りな。会おうと思えば会えるんだから」
と言って頭を撫でてくれた。
こんなにかっこいい言葉をサラッと言えるところがすごい…
おかげで私はさっきよりもさらに紅くなってゆでダコ状態
JN「っあ!」
『っうわ!、、何ですか笑いきなり』
突然大声で叫ぶからびっくりした
JN「ごめんごめん笑 連絡先聞いてなかったなと思って」
あ、そっか。すっかり忘れてた←
JN「今度こそ本当に帰るよ笑 またね」
連絡先を交換して部屋に入った
まだ体全身が熱い気がした
『…夢じゃ…ないよね』
頭がぼーっとしたままシャワーを浴び、今日買ったものを片付けた
ご飯を食べる気分でもなく、ベットに腰掛けてスマホを開くと通知が来ていた
HS「今日はごめん。」
ホソクのこと、置いてきちゃったもんな…
『私の方こそ、ごめんね。せっかく誘ったのに。』そう返事を返す
ホソクとのトークを閉じると通知がもう1件
JN「休めてるかな?今日はありがとう。またどっか行こうね。」
たわいもない文章でも嬉しく感じてしまう
今日は久々によく眠れそう
『こちらこそありがとうございました。ぜひまたどっか行きましょう!』
するとすぐに返事が来て
JN「目の前で話してるわけでもないし敬語やめよ!? 彼女さんなんだからね?」
あ、そっか…自覚してなかったけど、お互いに好きでいたのか
私の片想いの感覚から抜け出せない
スマホを放り投げてベットに沈み込む
うとうとしているところに
電話が1通、かかってきた
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作者名:りんごリラックス | 作成日時:2018年9月7日 0時