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ソクジンさんの姿は見えなくなって
暗くなってきたから家に入ろうとした
「…っ、ごめん…やっ、ぱ、無理…」
耳元で息切れしてる声が聞こえる。
JN「やっぱり…早く…触れたいっ」
『ソクジン…さん?』
そこで抱きしめられてるって気づいた。
JN「ごめん、Aちゃん、早く…突き飛ばして、俺のこと」
会ったばっかりでも、
少し一緒に帰っただけでも
ソクジンさんへの好きが溢れてて
とても突きとばせない。
だってあなたが
好きだから。
『っ…や、』
JN「ね、嫌…でしょ、早くっ、俺をっ」
そんなこと言いながら体が小刻みに震えてる
たまらなくなって抱きしめ返した。
JN「っ、A…ちゃん」
『っ、嫌じゃない。嫌じゃないです。嬉しいです、』
あー、顔がどんどん熱くなってく
JN「っ…好き…Aちゃん、好きです。」
好きな人に、好きって言われるのはこんなにも嬉しいんだって
感じられて
『私も…好きです…』
JN「泣いてるよ笑」
『…ソクジンさんも笑』
本当ならソクジンさんが好きって言われてるからものすごく驚く所なんだろうけど
ただただ嬉しくて
2人で泣きながら笑いあってた。
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作者名:りんごリラックス | 作成日時:2018年9月7日 0時