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JN「Aちゃん、もう帰る?帰るから一緒に帰ろっか?」



頭の中でループしてた私をソクジンさんがその一言で引っ張り上げてくれた。



一瞬ホソクの事が頭によぎった。



けど、もう怒って帰ってるよね、あんなひどい置き去り方しちゃったんだもん



JN「…彼、探しに行く?」



気を使ってくれたのか、そう言ってくれた。



『いえ、多分もう帰ってるので、大丈夫ですよ!帰りましょう!』



頭から消そうとした、ホソクとの事



JN「…じゃあ帰ろっか」



電車の中で、さりげなくドア側に立たせてくれたり



歩いてる時に車道側を歩いてくれる優しさにキュンとした。



そんな時間もあっという間で



『あ、私の家ここです。』



着いてしまった、私の家



JN「駅から近いんだね笑」



『そうなんですよー、』



もっと遠かったら一緒に入れたのに



というのは飲み込んで



『お騒がせしてすみませんでした…あと、ありがとうございました!』



JN「そんな、俺何も迷惑なことされてないし…こちらこそありがとう。」



言い終わったはいいけど、、



ソクジンさんが好きな事に気付いた今



気持ち伝えた方がいいのかな。



でも、彼女とかいるかもしれないし



そんなに親しいわけでもない。



この気持ちも、無かったことにしちゃおうかな



『ソクジンさん行くまで見送ります笑』



JN「いいよー笑早く家入りな?」



『私がしたいからいいんですっ!』



JN「笑じゃあ、ね」



手を振って歩いていった



広い肩幅だなぁ



曲がり角曲がる前にもう一度手を振ってくれて



『この気持ち…無くせないや…』



どうしようもなく、あなたが好きです。



ソクジンさん。

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作者名:りんごリラックス | 作成日時:2018年9月7日 0時

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