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第20話 ページ21

A「・・・・・・あれ?それじゃあ、この足は・・・・・・?」



不思議に思いながら僕はベッドから出る



ノ「本当ですわ・・・・・・なぜか足はありますわね・・・・・・。」



A「でも、かなり違和感が・・・・・・。これはまさか、義足か・・・・・・?」



A「だとしたら、一体なぜ・・・・・・?」



ノ「よく見ればわたくしやAが着ている服も綺麗なものになってますし・・・・・・。」



と言われ見てみると姉さんは廃ビルの時に着ていた赤いドレスと同じようなデザインの黒いドレス



僕はグレー色の裏地が黒でズボンがショート丈の紳士服で黒いネクタイや黒い靴下も綺麗なものになっており、黒い踵が高めの靴を履いていて袖なども綺麗に折られていた



A「そういえば、僕達はどうしてこんな場所に・・・・・・?」



ノ「とりあえず、外に出てみた方がいいですわね」



ということで外に出ようと歩いていると・・・



A「・・・・・・あっ!」



ドサッ!



ノ「A大丈夫ですの!?怪我はありませんの!?」



A「ちょっと義足に慣れなくて転んだだけだから大丈夫だよ」



A「これ、うまく歩くのにコツが必要だな・・・・・・。」



しかも僕の場合は踵が高めの靴を履いているから尚更だ



A「・・・・・・あ、あれ。」



ノ「どうしましたの?」



僕はある重大なことに気づいた・・・



A「これ・・・・・・どうやって立てばいいんだ・・・・・・?」



ノ「・・・・・・あ。」



姉さんも気がついたようだ



そう、今の僕は両腕がないため両腕を使って起き上がることができないのだ・・・



ノ「て、手伝いますわ!」



そして姉さんに手伝ってもらい何とか立つことができた



A「ハァ・・・・・・ハァ・・・・・・。ありがとう・・・・・・姉さん・・・・・・。」



ノ「Aに・・・怪我がなくて・・・よかったですわ・・・」



という姉さんもかなり疲れていた



僕は転ぶたびに、こんな・・・・・・息を切らさなければならないのか・・・・・・?

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作者名:ベルナデッタ | 作成日時:2017年10月29日 12時

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