敏腕美人マネージャー ページ22
跡部さんと食堂に行くと、皆食堂に集まってお昼を食べていた。ガヤガヤしているが雰囲気はかなり楽しそうだ。私は適当に空いてた席に座る。跡部さんも隣に座った。
近くを通りかかった彩夏に声をかけられる。
彩夏「なになに〜いい感じじゃない」ﾋｿｯ
「彩夏、違うからね」
少しムッとして答えるとごめんごめんと笑って彩夏が私に謝る。彩夏らしくていいんだけどさ。
向日「そーいえば！トレーニングで山走るやつ、あれAが提案したんだろ？」
「そうですよ、ファルトレクです」
丸井「マジ！？あれめちゃくちゃキツくて苦労してんだぞ〜A」
「楽しんでもらえて何よりですよ」
「「楽しんでねえよ！！！」」
あのトレーニングをやってヒーヒーしてる人達から総出でツッコミを貰う。バスケ部の皆もあれやってヒーヒーしてた事を思い出す。
真田「だが、地形を生かしたいいトレーニングだ。お前はそういうのに詳しいのか？」
彩夏「そりゃそうですよ真田さん！Aは敏腕美人マネージャーって皆から言われてたんですから！！」
「彩夏…本人目の前にしてデマ流すのはやめて」
つぐみ「Aはバスケ部のマネージャー何ですけど、バスケ部の男子がたまに私達に練習メニュー柔らかくさせれないか助けを求めに来たんですよ」
「ちょ、待って。それ私知らないんだけど」
真田「先程、観月にお前のノートを見せて貰ったのだが、素晴らしいメニューばかりだった」
幸村「立海の練習メニューに加えたいものも何個か見つかったよ」
丸井「ｹﾞｯ…」
向日「俺はあんなん毎日来たら死んじまうぜ…」
跡部「あのノート俺も目を通したからな。練習メニューに加えられる日は近いぞ」
向日「うげ…まじ…」
手塚「A、そのノート後で俺にも見せて貰えないか」
越前「げ…」
そんなに嫌々反応されると私が少し悲しくなるんだけどな。
彩夏「あんたは本当にマネージャー向いてるわよね〜、選手からも好かれやすいし」
「絶賛嫌々反応されてる今じゃ説得力ないよ」
幸村「でも、こんなにメニューの幅が広いなら本当にマネージャーになってほしいくらいだよ」
「メニューくらいならいつでも相談のりますよ」
彩夏「どうせなら連絡交換すればいいんじゃない？救助来た後も連絡取れるでしょ？」
「私は別にいいけど」
連絡先を交換したが意味もなく交換した人も何人か混ざっていたり、ちゃっかり彩夏やつぐちゃんも皆と交換していた。
一気に連絡先増えたなぁ
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作者名：あぽろろろろろ | 作成日時：2020年12月2日 3時
