幹部補佐様は今日も赤い花を咲かせる【文スト】【裏切り】

story.6　アルテミス学院 ページ10

〜職員室〜


教頭「お待ちしておりました。ささ、どうぞ。此方のソファーにお掛けになって。」


教頭先生らしき人に促される儘、私達三人はソファーに腰掛けた。


教頭「確認の為、貴女方の名前をお聞きしたいのですが、」

私達の事が書かれた書類なのか…そういう風な紙を持ってそう聞かれたので、

「私は、雪見永 Aです。」

芥川「僕は、芥川 龍之介。」

中也「俺ｧ、中原 中也だ。」

其々の名前を云っていく。


教頭「…OKです。、で…そちらのお二方に関しては名前が違えど、兄妹なのですね。」

「はい、ちゃんと血が繋がっているんですよ〜。」

私がそう云うと、龍にぃ…内面すっごく嬉しそうにしてるようなオーラ出してる…



ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

中也「手前ェだろ?、この依頼を寄越したのは。」

教頭「……えぇ、そうです。『理事長の首を落としてくれ』と頼んだのは、この私“志賀 音夜”です。」

志賀 音夜さんかぁ…

中也「よく首領も承諾したよなァ。こんな一般人の依頼を。」

確かに…そうだよねぇ。

教頭「…いえ、私…“鴎外先生”と面識はあるので、快く受け入れてくれましたよ。」

中也「あ?、鴎外“先生”ィ?」

教頭「えぇ、昔先生に診察して貰った時に話が合いましてねぇ。それから、よく連絡する仲になったわけでして。」

中也「成る程ねェ…」

…あ、納得するんですね、中也さん←

というか、龍にぃは寝てるんですかね…?
ずっと無言なんですけど…

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