story.4 “元”幹部様 ページ7
龍にぃに任務の事を報告して、それ以降は誰にも会う事はなく…自分の部屋に戻った。
「んー、明日から学校かぁ…。」
そういや、私…全然学校なんて行ったことなかったっけ。
雪見永家に引き取られた時…物心ついた時には凄い勉強させられたなぁ〜。
マフィアに入ってからは、太宰さんや鴎外さんに教えて貰って……一応大学行けるぐらいまでは勉強できるようになったんだよね。
プルルルルル
「ん?あ、太宰さん…。」
スマホの着信画面を覗くと、太宰さんの名前が表示されていた。
「もしもし〜」
太宰「やぁ、Aちゃん。久しぶりだねぇ。」
変わらない飄々とした声で喋る太宰さん。マフィア時代の時と比べたら本当に変わったなぁ…。
「で、何の用事ですか?」
太宰「君、明日から任務で学校に行くんだってね。」
「待って、なんで知ってるんですか。」
太宰「フフフ、Aちゃんの事はなんでも知っておかなければね!!」
「……それ普通に気持ち悪いです。…どうせ、鴎外さん繋がりでしょう?」
太宰「ちょっと違うね。今回は森さんじゃなくて芥川君から聞いたのだよ。」
龍にぃが?
太宰「芥川君がね、『太宰さんが一緒に任務を受けて貰えると助かる』って、電話をくれたのだよ。」
「…もしかして…太宰さん……行くんですか、?」
否…考えなくてもこの人は絶対に行くって云う。
太宰「当たり前じゃないか。」
ほら。キッパリ云っちゃって←
「…中也さんもいるんですけど……」
一応云っておかないと、出会った際絶対喧嘩するし…
太宰「………Aちゃんが居るなら、我慢しよう。」
あ、これフラグたったかな(
「……明日早いんで、もう切っていいですか?」
太宰「え〜、もうちょっと話さないかい?」
「今すぐ中也さん呼んで電話代わってもらいますけど」
太宰「…………随分云うようになったねぇ、君も…。…わかったよ、じゃあまた明日。」
「は〜い、お休みなさい。」
プツッ
「……明日、胃腸薬持っていこうかな…。」
111人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紗那(プロフ) - まってむまぁぁぁぁぁぁす (2019年5月13日 18時) (レス) id: e58de47d15 (このIDを非表示/違反報告)
駄菓子@アポロン(プロフ) - 自称:漆黒の人参さん» アアアアアアアアア((( ありがとうございますぅぅぅぅぅぅぅ!!!!(( 受験生なので、返信とか更新遅めですが、頑張りますッッッ!!! (2018年12月24日 15時) (レス) id: 49281b7de3 (このIDを非表示/違反報告)
自称:漆黒の人参 - 悪女を潰せぇぇぇ!卍(^o^卍){ドゥルルr((作品、面白いです。悪女が潰されるのが楽しみです…。更新頑張って下さいね。応援してます!|´・ω・)チラッ 早く悪女を殺っちゃってもいいんですよ?よ? (2018年12月23日 23時) (レス) id: 63cc0aecd3 (このIDを非表示/違反報告)
ユウナ - まってましたァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ (2018年12月6日 21時) (レス) id: f267fe3bd0 (このIDを非表示/違反報告)
紅凜 - 面白いです 悪女よ せいぜい図にのって下さい 最後には財閥潰し(完全に)と悪女の破滅が見たい どうせ犯罪者の一族なら異能特務課にも協力してもらったら いやそれより早く悪女の断末魔が聞きたいです (2018年11月2日 20時) (レス) id: 6cf2837f77 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:駄菓子@アポロン | 作成日時:2018年9月30日 5時