幹部補佐様は今日も赤い花を咲かせる【文スト】【裏切り】

story.21　復讐の序章 ページ26

太宰「で…Aちゃんは……どうするつもりなんだい?」

「……どうするって…………」



そんなの、云われなくても……この人なら分かってるハズだ




「………勿論…………“復讐”するに…決まってるじゃないですか……」


全員「!!」


皆の顔が、私の顔を見て驚愕する

何故かって?




そりゃあ…………




こんな殺人鬼みたいな……



否、精神が狂った狂人みたいな表情で笑っていたから……




鏡花「…………A……」

敦「……僕は…Aさんに………そんなこと、してほしくない…」



…御免ね、敦君…鏡花ちゃん。


そんな顔をさせたくなかったけど……仕方ないんだ





全ては…………莉岾 魅優という名の…【罪人】のせい……





太宰「…どうしても……やるのかい?」

「何回も云わせないで下さい。私はやると云ったらやる人間です。…それは、太宰さん。貴女が一番よくわかっているハズですが?」

太宰「、ｯ…そうだけども……私は…」




途中で太宰さんが口を閉ざす






乱歩「…ねぇ、A。聞きたい事があるんだけどさ、」

「…なんでしょう。…こんな時までお菓子の話は駄目ですよ。」

乱歩「違う違う。…Aの両親ってさ、





“どんな人だったの?”」

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