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78.肉食 ページ34

隣にある温もりに顔をにやけさせた俺は、短い針がもうすぐ8をさすことに気付いてAちゃんを起こすことにした

布団を剥ぎ取るとモゾモゾと動きながら唸りながら起きる彼女。昨日の悪酔いのせいだろうか

(あ、寝起き悪い…?)


そう思ったのもつかの間


「…あれ、ひかるくん?おはよ、ござます」


呂律が回っていない、かわいい。


「おはよ、頭ガンガンしない?大丈夫?」


「する…」


閉じそうになる瞼を必死に開けながらも剥いだ布団が寒いのか、温もりを探し、俺の胸に抱きつく


(んん?!どうしよ?!」


「あたま、いたい」


「水飲む?」


「うん……けど、もーちょっと、このままがいい」


「…俺も、」


ぎゅうっと彼女の細い体を抱きしめる


朝っぱらから理性と戦うことになるとは思わなかったがまぁいいか


「ひかるくん、みず」

「持ってきてあげたいんやけど、この手外してくれないと」

「やだ」

「じゃあこのまま動くよ」

「やだ」

仕方ないと彼女の肩と膝裏に手を差し込みグイと持ち上げる

リビングのソファに横にならせて水を取ってきた


「はい、飲んでいいよ」

「くちうつし?」

「それがお望みなら笑」

もちろん冗談のつもりだったが

「じゃあ」

って言いながら少し開けた口を見せられた俺は先ほどまで自分の奥の奥の方にしまいこんだ理性を開け放った


「知らないよ」

水を口に含んでから、少し空いた口に貪りつく


寝ぼけているのか計算なのか、どちらでも俺はいいけれど



「光くん、肉食?」

「さぁね」



俺以外にもし計算でそんなことをしたのなら




肉食獣のように抑えがきかなくなってしまうかもね



ーーー

…もっといちゃいちゃさせようと思ったら、結構際どかったのでここまでが限度です。スイさんリクエストありがとうございます!

79.詰め合わせです→←77.甘えるのは



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こうちゃ(プロフ) - ((MOE.moena))さん» こんなに更新頻度の低い物語を読んでくださり、さらにコメントまで!ありがとうございます(^人^) これからもどうぞよしなに! (2018年7月9日 15時) (レス) id: 6c8e62357d (このIDを非表示/違反報告)
((MOE.moena))(プロフ) - にやにやしながら読んじゃいます!! (2018年7月4日 16時) (レス) id: 11d29a6d34 (このIDを非表示/違反報告)
こうちゃ(プロフ) - よしなさん» コメントありがとうございます(*^^*)グダグダな作品になっていますがこれからも亀更新で頑張ります!ぜひよろしくお願いいたします!!! (2017年10月3日 6時) (レス) id: 16f39c56e8 (このIDを非表示/違反報告)
よしな - とっても面白いですね!これからも頑張って下さい!更新楽しみにしております! (2017年10月2日 22時) (レス) id: 8444393bfc (このIDを非表示/違反報告)
こうちゃ(プロフ) - おきっちゃんさん» コメント返信遅くなりました…、オチ、そらるさんだと多分バレていますが是非読んでください!(*^^*) (2017年8月19日 15時) (レス) id: 87a133416b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こうちゃ | 作成日時:2017年1月22日 14時

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