夏の一大イベント。別荘へゴー★ ページ10
土方サイド
数日後。
もうすぐ
もう何回最終チェックを繰り返したか分かんねェけど、Aに忘れ物とかないようにしろよ、と言われたからな。
二泊三日分の着替えが入った鞄を開けて中を確認する。
と、いきなり部屋の襖が勢いよく開いた。
「十四郎準備できた?あ、入るぞ。」
土「入る前に声かけろよ。」
「かけたじゃん。」
土「部屋に入ってきてから言ったよな!?それじゃあ意味がねェんだよ!」
「分かったよ。じゃあやり直すわ。」
土「もういいわ!!一連の行動を今更やり直す意味はねェんだよ!!」
「っていうかおかしくない?俺がここに来てから、何度も声もかけずに突撃してんのに、一回も変なことしてる現場に出くわさねェんだけど。」
土「どういう文句だよ!!狙ってやってたのか!?あと、もし現場に出くわしたらお前はどうするつもりだよ。」
「うーん、慌てて写メを撮る、かな。」
土「めちゃくちゃ冷静な行動じゃねェか!!!!」
部屋に入ってくるなり俺をからかって遊んでんのは妹のAだ。頭につけた白い大きなリボンは主にファッションとして身につけてるらしい。
「それより、準備できた?そろそろゆーちゃん迎えに来るぞ。」
土「最終確認中だ。」
「手伝ってやるよ。」
土「自分でやるわ。」
「手伝ってやるって。ほら、自分のことってなかなか自分自身では気づかないじゃん。
ってことで、歯ブラシ持った?」
そこからかよ。
土「当たり前だ。」
「バスタオル持った?」
土「持った。」
「じゃあそれ、いらないから。」
土「なんでだよ!?」
「アメニティグッズは全部用意してくれてるんだってよ。」
土「先にそれを言えよ!!!!」
用意してくれるならお言葉に甘えるか。荷物は少ないほうが良いしな。
歯ブラシ、歯みがき粉、バスタオルなどを鞄から取りだす。
すると、さらにAからのチェックが入った。
「着替え持った?」
土「はいはい、持った。」
当たり前だろ。
「オムツ持った?」
土「持ってるに決まって____ないだろォが!!!!」
「うん、だからプレイに必要かなって思って。」
土「しねェから!!!!」
「じゃあ、イケナイ本は持った?」
土「いるか!?二泊三日の旅行に必要か!?」
「だって女の子4人とひとつ屋根の下だぜ?定期的に発散しねェで、我慢できんの?」
土「我慢するとか、それ以前の問題だろォが!!!!」
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作者名:銀魂LOVE時雨 | 作成日時:2015年12月31日 22時