355 yuya ページ5
☆yuya said☆
.
.
電話をくれたAの様子がおかしかった。
どこがって聞かれると答えられないけど、いつもと違う感じがした。
.
.
打ち上げが終わって、帰ろうとﾀｸｼｰに乗ると…。
無理矢理。美羽が乗り込んできた。
.
.
美羽「一緒に帰ろっ?」
雄也「やだよ。降りろって。w」
美羽「いいじゃん。雄也んちに行くー。」
雄也「…。」
.
美羽「…。
うちでもいいけど♪
運転手さん出してくださーい♪」
.
.
雄也「お前んちどこ?」
美羽「中目黒…。
来る?」
雄也「運転手さん。
中目黒まで、お願いします。」
美羽「やったっ♪」
.
.
あー…。
早く帰りたいのに…。
めんどーな奴がくっついてきた。
.
到着するまで、ひたすらしゃべる美羽。
俺はﾃｷﾄｰに相槌をうっていた。
.
もう着くって時に…。
左手を美羽に握られた。w
.
.
美羽「…。
私。雄也の事が好きなんだよ…?
これだけｱﾋﾟｰﾙしたんだから、雄也もわかってるでしょ?
付き合いたいなぁ…。」
雄也「無理っ。」
美羽「は?
返事。早すぎっ。w」
雄也「いやいやいやいや。
お前の方こそわかってると思うけど。
俺。付き合ってる人いるから。
何回言えばわかんの?」
美羽「何回言われてもわかんない。
何度言われても、ずーっと雄也の事が好きだもん。」
.
雄也「俺とお前は恋人同士の役だったから、お前は錯覚してるだけ。
それは恋とは違うよ。w」
.
美羽「この役がくる前から、ずっと雄也の事が好きだったもん。
だから、恋人同士の役で嬉しかった。
共演できて嬉しくって…。
でも、今日で最後だから、気持ちをね…。
ちゃんと伝えたかったの。」
雄也「…。」
美羽「雄也…。
ﾀﾞﾒ?」
.
雄也「気持ちはありがたいけど…。
ごめん。」
.
美羽「…。」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 540人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：グラノラ
| 作成日時：2015年3月20日 9時
