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泣き出す私に、雄也は優しくｷｽしてくれるけど…。
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A「…。
こんな風に、美羽さんにもｷｽしてた…。」
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あっ…。思わず本音が出てしまった。
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気付いた時にはもう遅くて…。
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雄也は何も言い返さなかった。
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A「ごめん…。
私。芸能人の彼女は向いてない…。
だから…。
別れた方がいい。」
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私はしゃくりあげながらも、なんとかしゃべる。
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雄也「別れたいの…?」
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A「別れたくない…。
…。」
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雄也「…。」
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A「ただ…。
気持ちが落ち着くまで、ちょっと…。
離れたい。」
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雄也「わかった。
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でも…。
今夜は泊まっていきな…。」
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A「…。
帰る。」
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雄也「今から?」
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A「ぅん…。」
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作者名：グラノラ
| 作成日時：2015年3月20日 9時
