375 arioka ページ25
☆arioka said☆
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無理矢理Aをおぶって帰ろうかとも考えたけど…。
とりあえず。高木に電話してみた。
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外にいるのか、電話に出た雄也の後方は、非常に賑やかだった。
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雄也《有 岡くん!?どーした?》
有 岡「今。Aと飲んでるんだけど、高木…。
来れる?」
雄也《んー…。無理っす。w
抜けらんない。》
有 岡「お願い。一生のお願い。
っていうか、Aの一生のお願いだから。
切り上げて来てよ。」
雄也《…。》
有 岡「っていうか、来いって。」
雄也《あ?》
○○「高木が来ないなら、俺…。
Aの事…。俺んちに連れて帰るよ?」
雄也《どーゆー意味?
こっちにも都合があるんだけど…。》
○○「そのまんまの意味だよ。」
雄也《…。
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場所…。どこ?》
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そんな気さらさらないけど、そうでも言わないと、高木は来ない。
あえて高木を不安にさせるような事を言った。
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後で、高木には謝ればいい…。
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電話を切ってAの隣に座ると…。
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Aがぶつぶつ…。
何か言い出した。
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A「有 岡さん…。
雄也がね…。
私以外の人とｷｽしたんだよ?」
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○○「…。」
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作者名：グラノラ
| 作成日時：2015年3月20日 9時
