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2324 yuya ページ24

☆yuya said☆








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運命。







俺は運命。なんて、語るタイプの人間じゃない。







どちらかというと…そんなもん信じない。







どんな時も、偶然。とか…たまたま。の方が、しっくりくる。






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でも…この日の事だけは、運命だと思わずにはいられなかった。







後にも先にも…これ以上の運命的な日はない。







…。







今でもそー思っている。






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海に到着したのは…22時過ぎ。






小雨がみぞれに変わり…海に着く頃には雪になっていた。






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ノーマルタイヤだけど…帰り…大丈夫かな…。







なんて、心配しながらも…どーにかなるだろー…。なんて、結構。能天気。






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駐車場に止まっているのは…俺の車だけ。







もともと穴場なうえに、こんな日に海に来るヤツなんているわけない。w






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車から降りると…細かい雪がちらついて…外灯でキラキラ光ってキレイ。







これじゃ…積もんねーな…。なんて、ガッカリ。






…。w







雪が積もって欲しいのか…積もらないで欲しいのか、自分でもよくわからない。







砂浜におりようか…ここでぼーっとしようか…プラプラ歩いてると…。








遠くに人影が見えた。







駐車場から砂浜におりる階段辺りのブロックに…誰か座ってる。






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周りに車はないし…こんな辺鄙なとこまで、どーやって来たんだ?








高めのブロックに座るのは…女性か男性なのかもわからず…コートのフードを被って、じっとしていた。







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作者名:グラノラ | 作成日時:2016年12月19日 22時

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