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「犬だけ預かってる。」

「出直せ。」






って…。






すると…雄也は相方を自分が預かる。と言い出した。





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でも、先輩は「俺がAに怒られる。勘弁して。」って…サラッと切り返す。






…。

さすが。お見事です。







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ほっと胸を撫で下ろし…私は雄也が帰るのを待った。








「遅くに…スイマセンデシタ…。」って…。

「ゆーやの事…頼みます。」って…。







…!!!???///







本日3回目。







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不意をつかれ…相方は「わん♪」って、私の手をすり抜ける。







あっ…ダメ…。







私は相方の尻尾をつかもうと思ったのに、相方は尻尾をブンブン振りながら…嬉しそうに駆けていく。







そして、捕まえようと伸ばした私の手は…空振りに終わった。






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…。








もう…これ以上は無理がある。







大きく息を吐き…呼吸を整え…。

出ていこうとすると…。






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「いるんだろ?」







「A!! いるんだろ!?」








って…雄也が怒鳴る。






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かと思うと…今度は…。







「いるんだろ…?」






って…落ち着いた声で、私に呼び掛ける。







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作者名:グラノラ | 作成日時:2016年12月19日 22時

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