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2131 yuya ページ31

☆yuya side☆







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「おかえり…。」






って、声をかけると…。







Aは俺の方をパッと見て…「何でいるの!?」って感じで、驚いた顔をする。







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「遅かったじゃん。w」って声をかけると…。








「関係ないじゃん。」って…ボソッとつぶやく。







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よく見ると…全身ずぶ濡れのA。







相方を下におろし…立ち上がろうとする。






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上手く起き上がれなくて…よろけたAに手を貸すと…。






「触んないで…。」って、俺を見た。







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雄也「っていうか…。

お前…熱。あんじゃない?」






A「…知らない。」







雄也「熱いって。」






A「ウルサイ。」






雄也「早く。あがれって。」






A「あがるから帰って。

帰ってくれたらあがるから。」






雄也「…。」







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どうして…ここまで俺に冷たくあたるのか、わかんない。







でも…熱があるのは確かだから…。







俺は帰るわけにもいかない。







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嫌がるAを無視して…ビチャビチャの洋服を脱ごうとするAを手伝った。






シャツのボタンをはずすしてあげると…Aはヤダ。ヤダ。嫌がる。






髪から滴る水…その水なのか涙なのかわからないけど…濡れてる顔。






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濡れていて脱がしづらい洋服に悪戦苦闘していると…。






「ほっといて。」そう言って、Aは風呂場の方に歩いていった。






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作者名:グラノラ | 作成日時:2016年9月25日 22時

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