4836 arioka ページ36
☆arioka said☆
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Aの居場所を聞くと、病院から近くのホテルだった。
ホント。目と鼻の先。
タクシーで、5分?10分の距離だ。
「とりあえず、すぐ来れる…?」と聞くと…。
Aは二つ返事。
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A「有 岡さん。病院…?
一緒にいるんでしょ…?」
大ちゃん「いるよ。」
A「雄也…。って…。
その…。怪我なの…?
病気なの…?」
大ちゃん「後で説明するよ…。
病気。病気。
とりあえず、すぐ出れる…?」
A「…ウン。ウン。」
大ちゃん「なら…間に合うかな…。」
A「…?」
大ちゃん「とりあえず。待ってる。
すぐね。急いで…!!」
A「ウン…。」
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俺が、「なら…間に合うかな…。」って言った瞬間。Aの声色が変わった。
急に暗く…テンションが落ちたのがわかった。
何かを感じ取ったんだと思う。
俺は、「死」を連想させる効果的なワードだったと、自負。w
すぐに電話を切って…俺らは小芝居の練習を始めた。
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でも、すぐ近くのホテルにいるはずなのに、なかなか来ないA。
俺らは小芝居のリハも終わり…。
Aを待つのみなんだけど…。
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「高木の顔に白の布を乗せない…?」
「その方が、インパクトあるよ。w」
って、伊野ちゃんが言い出し…。
伊野ちゃんがおしぼりを用意。
それを、高木の顔に乗せれば準備完了。w
「俺。笑っちゃうから。これ。あった方がいい…♪」って、高木はノリノリ。
薮ちゃんは…。
何となく気が引けるのか…。
端に座ってるだけの役。w
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作者名:グラノラ | 作成日時:2019年11月11日 13時