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毎週。雄也が出演するドラマの日は、私の家に有 岡さんが来て、一緒に見る。
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これが当たり前になっていた。
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雄也は相変わらず忙しくて、会えて10日に1回…。
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私も仕事を始めたせいで、なかなか。以前のようにはいかなかった。
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ドラマの内容は相変わらずで…。
見終わった後はモヤモヤする。
でも、有 岡さんがいてくれる事によって、助けられている部分が大きい。
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ドラマの第4話を見終わった夜…。
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雄也から電話が来た。
私は翌日お休み。
でも、寝ようと早々。ベットに入っていた。
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雄也《何してる?》
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A「もう寝るとこだよ。」
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雄也《有 岡くんとドラマ見たんじゃないの?》
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A「見たけど、有 岡さんなら見て、すぐに帰ったよ…。
有 岡さんに会いたかった?」
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雄也《いや…。別に。
まぁ、とりあえず。今から行くわ。》
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A「…。
遅いから…。
またでいいよ。
疲れてるでしょ?」
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雄也《…。》
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A「…。」
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「またでいいよ。」って言った後で気付いた。
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私は今まで雄也の急な誘いを断った事がないのに…。
今日は…。さらっと断ってしまった。
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変な空気が流れたところで…。
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雄也《どーして?》
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A「えっ…。
あっ…。
遅いし…。
疲れてるんじゃないかと思って…。w
私も、寝るとこだったし。」
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雄也《なら、先に寝てていいよ。
俺は行くから。》
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A「うん。
わかったー。」
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なんか…。怒らせちゃった…。
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作者名:グラノラ | 作成日時:2015年2月26日 22時