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有 岡さんの袖を離すと、有 岡さんが私の右手をぎゅっと握った。
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有 岡「んじゃぁ…。
毎週。一緒に見るか?
その方が、いい。
うん。そうしよう。w」
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A「…。」
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有 岡「高木と見るなら、それでもいいけど…。
多分…。高木は一緒に見ないと思う。
まぁ。こんな内容だし。
Aと見るには、気まずいだろうし…。
だから、俺とAと2人で見よう。決定。w」
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A「…。」
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返事をせず、黙っていると…。
雄也がお風呂から戻ってきた。
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雄也「終わった?
どーだった?」
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有 岡「おもしろかったー!!」
A「おもしろかったー!!」
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雄也「…?
今日も息ぴったりじゃん。w
今日も双子ごっこ?」
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変にテンションの高い私たちを見て、雄也は笑っていたけど。
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雄也「何で手…。
繋いでんの?」
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雄也から鋭い質問が飛んできた。
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有 岡「切ないラブストーリーだから、2人で泣きそうになっちゃった。w」
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雄也の鋭い質問に、そつなく返す有 岡さん。
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有 岡さんなしでは、私と雄也は付き合っていけないんじゃないかと思う程。頼りになる。w
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作者名:グラノラ | 作成日時:2015年2月26日 22時