24 豪華なはないちもんめ ページ24
｢おかえりなさい｣
久しぶりの三人の姿を見て嬉しくなって笑ったら、三人も厳しい顔を解いて笑顔を向けてくれた。
相葉さんが持っていた紙袋をお土産だと言って渡してくれた。
その中から棒付きのユニコーン型のキャンディを私に握らせると、それを持った私を見てにっこり満足そうに笑った。
｢やっぱり似合う！ Aちゃん可愛い｣
｢ありがとうございます･････｣
あれ？ 私、幼稚園生と間違われてる？
三人は私を背にして丸山さんと向かい合った。
丸山さんが見えなくなっちゃった。三人が壁みたいになっている。
すると、離れた場所にいた横山さんと山田さんと生田さんもこっちにやって来て、丸山さん側に着いた。
･････なんだろうこれ。
豪華なイケメン達のはないちもんめみたいになっている。
でも雰囲気は荒野のガンマンだ。
社内一の濃さを誇るイケメン、松本潤さんが言った。
｢おまえらどういう了見でこいつ誘ってんだよ。場合によっちゃあただじゃおかねぇし｣
相葉さんがそれに続いた。
｢そうだそうだ！ 俺らがいない間に勢力拡大させてるとは聞いてたけどここまでとはね。帰国してすぐこっちに寄って良かったよ｣
それに横山さんが反論した。
｢なんやなんや、俺らメッチャ悪もんみたいに言われとるやん！俺ら親切心の塊やのに。なぁ!?｣
生田君が頷いた。
｢そうだよ？おまえら知らねぇだろうけど、この一ヶ月間にそりゃあいろいろあったんだからな？ 俺らの影ながらの努力を褒められこそすれお縄頂戴される覚えはないんだよ！｣
松本さんが吠えた。
｢あわよくばを狙ってんのは丸わかりなんだよ。横山とか、おまえなんか完全にこの状況を面白がってんじゃねぇか｣
｢面白がってなんかおらへんわ！俺らは真面目にだなぁ。まじめにAちゃんらのことを･･････。おい、言うたれ涼介！｣
呼ばれた、少女マンガから抜け出たような美少年顔の山田君がフフフっと微笑めば、背景にバラが咲いたような錯覚を覚えた。
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ao(プロフ) - ひつじーさん» ひつじー様こんにちは。萌えていただけて良かったですー。あの手で引っ張られたら、どこにだって行きますよね!? また遊びにきてくださいねー。お待ちしています！ (2019年4月10日 9時) (
レス) id: 0d583270dc (このIDを非表示/違反報告)
ao(プロフ) - 蜂須賀さん» 蜂須賀様こんにちは！最高の褒め言葉をありがとうございます！全部、私が意識して心掛けている事柄をどんぴしゃで褒めていただいて、最高に嬉しいです。毎日更新と話数、重要ですよね!?まぁ無理な時もありますが(笑)。今後もよろしくお願いします。 (2019年4月10日 9時) (レス) id: 0d583270dc (このIDを非表示/違反報告)
ao(プロフ) - keiさん» kei様こんにちは。私もリーマン智君大好物ですー。服装は設定してませんので、スーツでもカジュアルでも、ご想像くださいね。また遊びにきてくださいねー。待ってます！ (2019年4月10日 9時) (レス) id: 0d583270dc (このIDを非表示/違反報告)
ひつじー(プロフ) - 萌えてます〜ドキドキしてます〜手！あの手で私も引っ張られたいです！！(^ω^) (2019年4月10日 4時) (レス) id: 38fc399fe7 (このIDを非表示/違反報告)
蜂須賀(プロフ) - はじめまして。毎朝ムズキュンさせてもらってます。話も好きだし、毎日更新かつ話数も多く、今一番好きな作者さんです！これからも楽しみにしています (^^) (2019年4月9日 17時) (レス) id: 3645ec60b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ao
| 作成日時：2019年4月5日 6時
