偽りの過去 ページ33
何て洞察力だと一人焦りを見せるコナンを置いて、安室は仲良く食材整理をしていた二人の元に歩み寄った
『僕も手伝いますよ』
『お客様にお手伝い頂くわけには、どうぞゆっくりしていて下さい』
『‥帰れとは言われないのですね』
『‥安室さん？』
刺々しい物言いをする安室の態度に困惑の色を隠せないAとは対照的に、昴はその微笑みを絶やすことなく安室と向き合っていた
『 Aさんのご友人である貴方を追い出す何て出来ませんよ』
『随分とお優しいですね、まるでAを昔から知っているみたいだ』
『‥ちょ、安室さん？』
流石に黙っていられなくなったコナンが仲介に入ろうとすると、昴が人差し指を立て笑った
『実はそうなんです、私も驚きました。まさかこんな場所でAさんと再会出来るとは思ってもいませんでしたので』
『えっ、それはどおゆう‥』
まさか本当に知り合いだったとは思っていなかった安室が動揺する下で、コナンはそれ以上の驚きを見せるのを昴は知ってか知らずか話を続ける
『中学時代にアメリカへ留学していた時期に何度かお会いする機会があったんです。あの頃はまだ幼い少女で、お会いした時は思い出せなかったのですが、安室さんとAさんが買い物へ出掛けられている間に思い出しました。』
『‥‥そうだったんですか。』
『昴さんが中学生の頃と言うと‥』
『もう14年近く昔になります。僕の事は覚えていませんよね？』
『あっ‥えっと、すみません‥思い出せなくて。‥でも、昴さんとは初めてあったようには思えなかったので、納得しちゃいました。』
突然問いかけられたAは驚きながらも、何処か懐かしい気持ちになっていたので嬉しそうに笑うと、昴もまた微笑んでくれた。
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琴美と蒼(プロフ) - みぃちゃん，ｍさん» とても嬉しいコメントありがとうございます(^_^)番外編も今後書かせて頂きます♪ほのぼの系も好きなので、赤井さんとの馴れ初めも書かせて頂けたらと思います、厳しい評価も頂いておりますので、少し更新を見直しますが、頑張りますのでどうぞよろしくお願いします。 (2018年1月10日 23時) (
レス) id: d4f003a9c9 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん,ｍ - 続編おめでとうございます！！今日から見始め、私の大好きなキャラ視点が多く、とても嬉しいです！もし番外編を書く機会があれば、赤井さんと夢主ちゃんが初めて会ったお話、２人のほのぼの等を書いてくれませんか？出来れば赤井さん視点で！これからも応援してます！！ (2018年1月10日 22時) (レス) id: 04aa308079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴美と蒼 | 作成日時：2018年1月10日 5時
