今日:2 hit、昨日:8 hit、合計:100,875 hit
小|中|大
47 ページ47
『うみ、洗い物終わった〜』
「よくできました〜」
『ん?』
「さっきのおかえし〜」
さっきたくさんしてもらったから、
こんどはAの頭をなでてあげてる
『ふふっ、ありがと。……ねえうみ、?いつまでこうしてるの』
「えぇ?」
『…もう洗い物終わったんだけど』
まだまだAとくっついてたいのに、
お腹に回した俺の手を取ってはなそうとする
Aの手をそのまま握りしめた
「Aの手つめた〜」
『うみ?笑』
「まだこのままなの」
『でも…ずっとキッチンにいてもしょうがないよ?』
困ったふりした口調だって
俺の腕をはなそうとする手だってゆるゆるだ
そんなの俺にはお見通しなのに
そうやって強がるAがかわいくって仕方ない
もしAが彼女になったら俺どうなっちゃうんだろって、
気の早い心配をしちゃうくらいAでいっぱいなんだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
175人がお気に入り
175人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:溺れて | 作者ホームページ:https://twitter.com/aotohimitsuno
作成日時:2020年11月17日 7時