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何故か廉に走らされ。
廉「 っは、後免... 」
「 っ、いいけどバレそうやった？もしかして 」
廉「 んー、まあそんなとこ 」
「 後免れん、 」
廉「 別に大丈夫やでAは気にせんといて 」
「 でも、 」
廉「 大丈夫。Aはなんも気にせんでええよ 」
いっつも。
小さい時からずっとそう。
「 気にせんでええよ 」って言うのは
もうほとんど廉の口癖。
廉は一人で抱え込む癖がある。
抱え込んで一人で病んで痩せ細った時期もあった。
一人で抱え込まんといて、っていっても
大丈夫やから、で済ませてきた廉は
たぶんいまでも
誰かに甘えることが苦手だ。
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「 お、邪魔します... 」
廉「 なんでそんな改まるん(笑)緊張しとんの？(笑) 」
「 でもなんかいつもと違うしすごい高そうな部屋だし落ち着かない... 」
全体的に黒でまとめられていて
落ち着いた雰囲気。廉がいかにも好きそうな。
部屋に入った瞬間廉の匂いがして
なんだか泣きそうになった。
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作者名：ぽん | 作成日時：2019年7月21日 11時
