06 ページ6
ㅤ
Ren.side
「 じゃあ俺んち来る? 」
その場のノリ...いやノリとちゃうな。
なんていうか助け船?
ああもう取り敢えずなんでもええけど
気がつけばそんなこと口走っとって
目の前のAは鳩が豆鉄砲食らった顔しとる。
「 おーい。A? 」
A「 ...本気で言っとるん? 」
「 おん。まじやで 」
A「 廉自分がアイドルって自覚ある? 」
「 あるわ。やから変装してんねんやろ 」
A「 ほとんど永瀬廉だし... 」
「 うっさいわ。んでどうするん?住む?住まん?どっち 」
A「 ...お母さんに聞く 」
いやそこは住むとちゃうん?!
律儀にお母さんに聞くんやな?!
まあおばさんなら大歓迎しそうやけど。
「 もしもし 」とお母さんに電話をかけるA
さっきからな、そこの女の子二人組にちらちら見られとんの気づいとんねん。
俺かてそんな阿呆ちゃうし。
A「 あ、廉いいよって... 」
「 ちょ後免走んで 」
ちらってAの靴みたらスニーカーやったから
後免やけど走らせて貰った。
ㅤ
193人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぽん | 作成日時:2019年7月21日 11時