＊ Aoshashinn 02 ∞ Maruyama.R

# 074 Nishikido R ページ28

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A「 おはようございます。」


錦「 … お、はよ、」


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うそやん、楽屋俺とこいつしかおらんの？


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…あー、どうすりゃええねん。


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渋『 … Aちゃん助けたいって思わん？』


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すばるくんにそう言われた日からこいつのこと気になって気になって。



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警戒してひたすら拒否とった俺じゃなくて


もうこいつには控えめっていうか


とにかくなんも言えへん。


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A「 … ふっ笑」


錦「 … は？ …何笑っとんねん。」



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てか笑った…？


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初めて見た。


こいつ笑うとこ。



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A「 錦戸さん、単純なんですね。今更、私相手に緊張するなんて。」


錦「 … なっ？！」



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笑いをこらえて言うこいつ。


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A「 … 今まで警戒してきたのに。…渋谷さんに何て言われたかは存じませんが。」


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A「 自分らしくでいいんじゃないですか？ 正直に生きればいいと思う。」


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自分らしくか。


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錦「 … そうするわ。」


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A「 それに、控えめな錦戸さん正直気持ち悪い。」

錦「 おい、余計やぼけ。正直すぎや。」

A「 … はは笑 」


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笑うA。


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なんか慣れてない感満載やったけど


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錦「 お前笑えるんやな！」


A「 … え？」


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嬉しかった。



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