【文スト】不気味な美術館に迷い込んだ双黒 Second【ib】

三十九枚目 ページ5

中也side

二つのドアの前までやってくる。

太「どっちからみようか」

ギ「んー…左？」

イ「なんで左なの？」

ギ「んー なんとなくね」

………………。

中「 …その台詞聞くの3回目なんだが… 」

ギ「え？？」

太「www」

中「太宰菌に汚染されていく…」

太「菌！？ 酷い！全く…何処もかしこもチビなんだから…」

中「あ"ぁ！？ 何が言いてぇ」

太「なんでもーぉ？」

イ「じ じゃあ！開けてみようよ」

ギ「そ そうね！って ……あら？」

中「どうした？」

ギ「えーっと」

『入力せよ』
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イ「？なんだろ」

太「コノフロアに なにか或るのかな？」

イ「右のドアは？」

ギ「えーっと なんか書いてあるわ」

『この部屋にある 女の絵の数を答えよ』
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中「じゃあだz」

太「よぉし中也！数えに行こう！」

中「うぉ！？ ちょっ！太宰！」

俺の腕を掴み 無理矢理引っ張って進む。

中「引っ張らなくなったと思ったら まだ引っ張るのかよ！？」

太「ふふふ 言ったろう？ 何度でもって」

中「クッソ」

太「じゃ 中也は右数えて来てねー」

中「…わかった」

太「終わったら左も…」

中「自分で数えろ！」

太「えー」

中「えーじゃねぇ とっととやれ」

太「ほーい」

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

元のイヴとギャリーのところへ戻って来る。

中「右は10だったぞ」

太「あの動いてるヤツもいれて4かな」

イ「じゃあ14？」

ギ「入れて見ましょっか」

そう言ってギャリーがドアに入力する。

ギ「14っと」

カチッ

中「お 開いたな」

太「入ろうか」

中に入ると 奥の壁に張り紙が貼ってあった。

イ「なにコレ？」

中「えっと…」

『作品にはお手を触れぬよう お願いいたします
万が一 備品や作品に何らかの損害を 与えた場合は
あなた を持 賠 させ ます』

イ「？？」

中「所々… 文字抜けてんな」

ギ「そこの本棚は？」

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