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side.Jin
今日はPrinceで雑誌の撮影。
俺が一番乗りで、次に玄樹が眠そうに入ってきた
夕方からの仕事だから直前まで寝てたのかな(笑)
ふたりして携帯いじりながら話してたら
楽屋のドアが開かれ ‥
「 っぶね、セーフ？ギリセーフ？？ 」
息を切らした岸くんが入ってきました(笑)
「 何言ってんの？まだ余裕だよ？(笑) 」
「 え？！まじか〜！時計狂ってるわ！！ 」
俺と玄樹は大爆笑(笑)
岸くんは最悪だわー、なんて言いながら
机に荷物を置いた。つっても身軽な岸くんは
財布と携帯だけか、、、と思いきや
もう片方の手には手紙らしきものを持っていた。
「 あれ、岸くんそれどうしたの？ 」
玄樹も気になったらしく、岸くんに問い掛けた
「 あ！そうそう、これさ、さっきファンの子から貰ったんだよ！ 」
‥‥ え、直接 ？？！
「 直接貰ったの？？ 」
「 そう！来る途中に道の曲がり角で女の子とぶつかっちゃって、その子偶然俺のファンしてくれてる子でさ〜、丁度ファンレターを出しに行こうとしてたって言うからどうせなら直接貰おうと思ってさ！ 」
なんて、嬉しそうに話し出す岸くん。
「 しかもな、その子前にもファンレターくれてて ‥わかるっしょ？！ほら、俺のLINEの画像！あの絵の子だったの！すごくね？まじキセキだとしか思えねぇわ〜〜 」
「 あ、あの激似のやつ？すげえー(笑) 」
「 正直にLINEで使ってること伝えた 」
岸くんのファンなんだから嬉しいだろうな(笑)
「 あの絵の子がまーさか、結構近くに住んでたなんて思わないよね 」
「 家近いの？ 」
「 遠くはないと思う！制服着てたけど鞄持ってなかったし、靴もサンダルだったし 」
て、めっちゃ見てんじゃん(笑)
岸くんらしくねえ(笑)
「 俺の直感て当たっちゃうから、まじでもっかい会えるかもな〜 」
そう呟きながら手紙を嬉しそうに眺める岸くん
会えるかもな〜って、会いたいのかな
‥‥ なんか気付いちゃいけないことに
気付いちゃっかも、俺。
本人が自分で気付くまで、触れないでおこう ＿＿＿
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作者名：あおぴー | 作成日時：2017年3月13日 13時
