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_Ryuto side_
小森「あの2人、なあんか最近仲良いねー。」
「......そうやね」
嬉しそうに言う隼から目を逸らす。
ああ、2人を見たくない。目も耳も塞いでしまいたい気持ちになる。
そんな僕を見て隼は全部わかっているみたいに言う。
小森「...いいの？」
「いいのって、なにが？」
小森「このままAちゃんが裕太くんに貰われちゃっても。」
「......そんなん、僕に言われても」
小森「いい加減逃げるのやめたら？龍友くん。」
俯いていた顔を上げて、隼を見る。
怒った顔でもしてるかと思えば、眉を下げて酷く心配そうな表情だ。
そんなん、自分でもわかってるよ。
だって今更すぎるやろ、それに自分勝手すぎる。
散々傷つけるだけ傷つけて、自分はちゃっかり想い人と付き合って。
それなのに今更"やっぱりAのこと..."なんて、都合が良すぎる。
小森「Aちゃんは、まだ龍友くんのこと好きだよ。」
「......なんでわかるん？」
小森「はあ...。あのねえ、龍友くんに未練がなかったらとっくに裕太くんと付き合ってるに決まってるでしょ！！」
「......そやね、」
小森「裕太くんも策士だよね。っていうか、我慢できなくなっちゃったのかな？」
「...好きな子の傷ついた顔みたら、そりゃほっとけないわ。」
小森「よくわかってんじゃん龍友くん。」
"ってことで、そろそろ龍友くんも素直になんなよ"って。
もう何度も言われたセリフだ。
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ちょりこ(プロフ) - なかなか龍友の話が見当たらなくてのこのお話はとても面白かったです！ (2020年2月25日 8時) (
レス) id: 5d7662bc4f (このIDを非表示/違反報告)
る - すごく好きでした！ (2019年3月26日 10時) (レス) id: 00700fe21d (このIDを非表示/違反報告)
心音(プロフ) - 全て読ませていただきました！ とても良いお話でした！！ (2019年3月25日 1時) (レス) id: f04cf3a636 (このIDを非表示/違反報告)
釈迦で~す推し。 - お久しぶりです。 もう、涙が止まりませんでした。 とにかく裕太君が優しすぎて、龍友くんが切なすぎて… 色々言いたいことはありますが、こんなにも最高の作品を書いてくださりありがとうございました! (2019年3月17日 1時) (レス) id: ec1ebb61a0 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんあや(プロフ) - 最っ高によかったです！forYou…も大好きな曲だし龍友くんも大好きだし、なにより裕太くんの優しさに持っていかれそうになりました笑 (2019年3月12日 23時) (レス) id: 9e0d1bf52d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵子
| 作成日時：2019年2月23日 21時
