愛故に。

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亜嵐「昨日どうだった？ねーねー！！」

『ちょっと、この人止めてください...』

亜嵐「ねぇーいいでしょ話すくらいー」



さっきからやたらとウザ絡みしてくるリーダーにそろそろぶち切れそうです。←

これ5分くらい続いてますよ、朝から。



亜嵐「いいところ見つかった？」

『...まぁ。』

亜嵐「どこ？どこ？！」

『近いですハッ倒しますよ』←



なんでこんなにテンション高いんだろう。

前のめりになって聞いてくる亜嵐さんに溜息を吐いて、ざっくりと昨日のことを話した。


熱も下がって無理をしない程度なら今日は出れると思うけど...。



亜嵐「じゃあ好きなところ！！言って！」

『小学生ですか...』

亜嵐「いいからー！強いて言うならどこ！！」


『...腕と脚。』



腕は、昨日の温もりを未だに忘れられなくて言ってしまった。

脚は細長くて、スタイルがいいから憧れとかの意味を込めて。


優しいところとか、照れくさくて言えないもん。




亜嵐「だってー！裕太くん！！」

『...え、』

「もっとあるやろアホ」



『いいいいつからそこに...っ！！！』

「最初からおったわ。」



使っていたであろうスマホをポケットにしまいながら来た中務さん。


...まさかのご本人登場に思わずしゃがみこんで赤面。

恥ずかしい、とても恥ずかしい。



「へー、俺の腕と脚が好きなんや。」

『...もうやだこの人、』

「しばらくはこれでいじめてやろー。」






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