輝「おい、これ何だよ……!!?」茂「ブルーベリー色の化物っ!?」律「何かがおかしい……っっ」貴「とりま逃げよう!!!」【モブサイコ100×青鬼】

7 謎の影 ページ8

貴「三人とも、どこに行ったんだろう…？」








さっきとってきた皿の破片をスクバに仕舞って、私は反対側にいく。




そこにはさっきと同じ廊下があって、ドアの数は２つ。
ひとつは同じドアで、もうひとつはガラス窓の曇っているドアだった。





普通のドアの方は開かなかった。




そのとき、
誰もいないはずのもうひとつのドア越しに人間とは思えないくらい大きい影が横切った。







貴「……え？」



もしかしたら三人のうちの誰かが脅かしているのかもしれない。


そう思ってドアノブを捻ったけど、開かない。









ふと、私の脳裏によぎった友達が話していた微かな記憶。









『その館には、ブルーベリー色をした怪物が出てくるんだって！！』
『え！ウソ！？』
『マジマジ！！



んで、その怪物の名前が____________________』









“青鬼”





青鬼。
そう。確かにそうだった。しっくりくる呼び方。


体長は人間よりも大きくて、目が顔の1/3を占めていて、もっとも特徴的なのが体全体のブルーベリー色。何より恐ろしいのは人間を喰らうこと。


こいつの名前は『青鬼』。






天牙先輩がもし、『青鬼』に喰らわれていたら。









私は、お前。









『青鬼』を許さない。

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茂夫ーモブ「その、好き。」

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