【∞短編】メンバーでした。 (ページ9)

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「ばいばーい！またなぁ♪」

「ありがとうございましたー！」

何するんかと思ったらレジのねーちゃんに挨拶しに行きおった(笑)

幸いおねえちゃん大人な対応してくれはるひとやったw

車に乗せると運転してる俺の後ろで鼻歌を歌う。

陽気な曲の鼻歌で楽しいはずやのにバックミラーを見るとやっぱり目がうつろ。

…あ、あぶない苦笑

すばるもやけど、ヨコは俺が絶対出されへん独特な空気感を持っている。

それがドラマでやる悪役に丁度すぽぉっ！ってはまんねやろうなぁ…。

「いる？」

顔の横からポテト。次はおいおい８本くらいある？それは無理やで～。

「あとでな。」

「え～～↓↓」

「運転中！」

家に着いてもまだふらっふらやから家の中まで手をひいてやる。

鍵を開けてこいつ押し込んで
玄関閉めて、ほんで

「お疲れさんっ。」

ぎゅっと抱きしめた。さっきからかわいいからこうしたいなってずーっと思ててん。

「……。」

なんも言えへんし抱きかえしてもくれんけど、あー。かわいいわぁ、その気の抜けた俺にしか見せひん表情。

「誰と飲んでたん？」

わざと顔をむちゃくちゃ近づけて訊く。

「…マル。」

期待通りヨコから軽くちゅっとキスしてくれた。

「今日はもう寝よか。」

体格あんまし変わらんから俺の寝間着貸したってベッドで一緒に寝ようなーってベッドに連れ込んだ。

「おやすみーー」

明日の仕事にひびいたらあかんからもうこいつ寝させたろ。

「ひなぁ？」

「おん。」

「さっきみたいにしてぇ？」

「こう？」

いつもは俺の方が抱きしめられたりする側なんやけど今日は俺が抱っこ。

明日の朝どこまで記憶に残ってんだか…(笑)

普段は味わえない横山裕を存分に楽しめた夜でした。

ヨコ、俺おまえのこと大好きやでっ。

＜旧ﾚｺﾒﾝ夫婦*END＞