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7:取り調べ ページ10

取り調べ室に連れていかれた後、椅子に座れと言われたので座り、土方さんも机越しにある椅子に座った。

「単刀直入に聞く。お前は桂の仲間か?」

…ずっと気になっていたんだ。小太郎がなんでこんなに幕府に追われてるのか。

いったい小太郎は何をしでかしたんだ。

しかし、今私は小太郎と関係ある素振りを見せてはいけない感じだな。少しでも見せたら私が終わる。

「…すいません。仲間とかいう以前に、こた…桂さんって人知らないです。」

「何!?」

今はあの調教とか言ってた変な人はいない。これで私が小太郎と関係があるって照明はできない。

それに、小太郎が何をしたか聞いてみよう。

「あと、その桂さんって人、どうして追われてるんですか?何をしたんですか?」

「…このご時世に桂を知らないとは、お前どんな田舎から来たんだ。」

よし、上手くいった。まったく怪しまれてない!

「過激派攘夷志士、桂小太郎。アイツは世の中を変えるだなんだと言ってテロを起こしてる。」

…テロリスト。そうか、小太郎はあの戦争が終わっても天人を排除しようとしてるんだ。

小太郎はまだ戦い続けてるのか。

「まぁ要はあぶねぇからそいつにあったら通報しろ。」

「…はい。わかりました。それじゃあ、もう開放してくれるんですよね。」

「ああ。お前は見た感じ何も関係なさそうだからな。」

あれ?けっこうちょろいぞ。

「取り調べは終わりだ。さっさと帰れ。」

いや、連れてきたのお宅の部下なんですが…

手錠も外してもらい、取調室から出ると、さっきの変な奴がいた。

「へェ、出てきたんですかィ。」

「だって私は正真正銘の無実ですからね。」

そのまま出口へ向かおうとすると、腕を掴まれた。

あ、まずい。

「う、うわあああああああああ!」

そのまま背負い投げを食らわせてしまった。

「あ、ご、ごめんなさい!私男の人に触られるのが苦手で…」

「男に触られるのが苦手で放り投げるって…どこの柳生家の跡取り息子だ。」

その人が起き上がると、話を再開し始めた。

「アンタ、やっぱり只者じゃねェな。」

「しつこいですよ。だから私はただの一般市民です。」

「ただの一般市民が警察相手にバック転しながら蹴ろうとするか?」

…こいつ、あの戦いの中で私の動きを観察していた?

「アンタ、昔戦ってただろ」

「!」

「その反応、やっぱりな。」

「…なんのつもり?」

私が睨みながら質問すると、彼は口を開いた。

「今度一回、俺と勝負しやせん?」

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設定タグ:銀魂 , 桂小太郎   
作品ジャンル:アニメ
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ほう(プロフ) - 枕崎のみやさん» コメントありがとうございます!小説を書くのも初心者なもので…うまくかけてるかわからなかったんですが、そう言っていただけて嬉しいです!更新頑張ります!ありがとうございます! (2017年8月18日 8時) (レス) id: 40101de4c2 (このIDを非表示/違反報告)
枕崎のみや(プロフ) - こんにちは。コメント失礼します。主人公ちゃんが可愛くて桂さんがいけめん。もう、癒されてしまいます。更新頑張って下さい、応援してます!! (2017年8月17日 12時) (レス) id: 308a21cffc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ほう | 作成日時:2017年8月10日 15時

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