２：恋バナ ページ4
私は昔っから男が苦手だ。それはもちろん神楽ちゃんも知っている。
でもなんでわざわざ私相手に恋バナ！？もっと相応しい相手いたでしょ！？
「ねえ、神楽ちゃん。なんで私と恋バナしようと思ったの？」
「いや…なんとなく。」
なんとなくなんだ…；
「ごめんね神楽ちゃん。残念ながら、私はまだ好きな人いないの。」
「マジでか」
逆にいると思ったの！？
「じゃあとりあえず他の事して遊ぼっか。何がした…」
「うぃー、ただいまー。オイ神楽、誰か来てんのか？」
…え？嘘。そんな早くに帰ってくる？
「あ、銀ちゃんお帰りアル。」
私の反応も気にしない神楽ちゃん。
その神経の図太さ、私にも分けてほしいよ…
「お、A、来てたのか」
「う、うん…お邪魔してます…」
私は即座に神楽ちゃんの後ろに隠れた。
「今日は早かったアルな。」
「ああ、今日負けちまってよ…」
またパチンコ行ってきたのか…相変わらず懲りないな。
私と銀時は、私が二年程前にかぶき町へ引っ越してきた時に再開した。
その時からもう銀時は万事屋を開いていて、ここ最近になってから新八君と神楽ちゃんが入ってきたのだ。
なんだかんだ言って、私は今神楽ちゃんの友達になっている。
「オイオイ、相変わらずオメェは男苦手なのな。」
「だってしょうがないじゃん」
「お前ずっとそんなんだと結婚できねぇぞ？ずっと処ｊ…」
「結婚なんてしなくてもいいよ！私は十分一人でも生きていけるよ！」
「お前そんな事まで…お兄ちゃん心配…」
「誰がお兄ちゃんだ！」
そんな下らない会話をしてると、万事屋にインターホンが鳴った。
その音に反応し、銀時は玄関の方へ向かった。
ドアが開く音が聞こえた後、ついさっき聞いたような声が聞こえた。
その直後、さっき私が逃げてきたはずの姿が目に入った。
「お、ここにいたかA！」
私の姿を見ると、すぐに寄ってきた。
その反射で私は少し後ずさりした。
「説教中に逃げ出すとは…そういうところも変わっていないのだな」
「だって小太郎の説教は途中から脱線するんだもん…説教になってないもん…」
そういうと私の横で銀時が頷いてた。わかってるなら止めてよ…！
「なっ！お前…とうとう反抗期になってしまったか…」
そう言うと小太郎は私の腕を掴んだ。
「う、うわぁぁぁぁああああああああああああああ！」
その瞬間私の背負い投げが炸裂した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 65人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ほう(プロフ) - 枕崎のみやさん» コメントありがとうございます！小説を書くのも初心者なもので…うまくかけてるかわからなかったんですが、そう言っていただけて嬉しいです！更新頑張ります！ありがとうございます！ (2017年8月18日 8時) (
レス) id: 40101de4c2 (このIDを非表示/違反報告)
枕崎のみや(プロフ) - こんにちは。コメント失礼します。主人公ちゃんが可愛くて桂さんがいけめん。もう、癒されてしまいます。更新頑張って下さい、応援してます！！ (2017年8月17日 12時) (レス) id: 308a21cffc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ほう | 作成日時：2017年8月10日 15時
