22:お説教×3 ページ28
「で、どこに言って来たんだ」
片方のソファに座らせられ、向かいのソファに左から小太郎、銀時、辰馬が座っている。何これ?取り調べ?人生2度目の取り調べ?
「えっと、なんか大きい艦隊です」
「大きい艦隊だけじゃわからんぞ。なんか特徴とかなかったのか?」
特徴…あ、そういえば
「宇宙海賊春雨のマークがあったな…」
「「春雨だと!?/じゃと!?」」
小太郎と辰馬の二人は驚いていたが、銀時は頭をぼりぼりかきながら「やっぱりな」と呟いていた。
「おまん本当に無事か!?なんか怪我とかしとらんか!?」
「大丈夫、ただ晋助に会って来ただけだから…」
そう言った瞬間、3人の顔が凍りついた。なんかおかしい事言ったか?その中で銀時はプルプルと震えながら口を開いた
「し、晋助って、もしかして…高杉ィ?」
「うん。高杉さんちの晋助。」
すると今度は銀時が私の肩を掴みぐわんぐわん揺らしてきた。
「お前ェェェ本当に無事かァァァ!絶対なんかされただろォォォ!」
「いや、見ての通り何もないよ…ていうか二人揃って私を揺らすのやめてくれない?」
気を取り直してもう一度ソファに座った
「とりあえず、高杉に会って何をしてきた。話せ」
銀時と小太郎めっちゃ睨んでくるよ。なんでそんなに睨むんだよ。
「久々にちょっと話してただけだよ。…まぁちょっと鬼兵隊に入らないかとも言われたけど…」
「「「鬼兵隊に入れェェ!?」」」
三人揃ってソファからガタっと音を立てて立ち上がった。この人達さっきから叫んでるけど大丈夫かな…逆にこっちが心配になってくる。
「お、落ち着いてよ…私はちゃんと断ってきたから。江戸に残るから…」
なんとか三人をなだめさせる。すると、廊下の方のドアから音がした。神楽ちゃんが帰ってきた。
「あ、おかえり神楽ちゃん。お邪魔してます」
「A来てたアルか!」
神楽ちゃんはすぐに駆け寄って来て私に抱きついた。
「で、何してるアルか?銀ちゃん達まさか寄ってたかってAをいじめてるアルか!?銀ちゃんそんな薄情な人だったアルか!?」
「違ェよ!なんでそうなるんだよ。」
「神楽ちゃんあのね、私ちょっともう一人の幼馴染に会って来ただけで、長くなっちゃったから三人とも心配しちゃってさ…」
そういうと、神楽ちゃんはゴミを見るような目で銀時達を見た。
「そんなんで説教アルか。Aかわいそうネ!」
「いやなんで俺達完全に悪者みたいになってるの?」
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ほう(プロフ) - 枕崎のみやさん» コメントありがとうございます!小説を書くのも初心者なもので…うまくかけてるかわからなかったんですが、そう言っていただけて嬉しいです!更新頑張ります!ありがとうございます! (2017年8月18日 8時) (レス) id: 40101de4c2 (このIDを非表示/違反報告)
枕崎のみや(プロフ) - こんにちは。コメント失礼します。主人公ちゃんが可愛くて桂さんがいけめん。もう、癒されてしまいます。更新頑張って下さい、応援してます!! (2017年8月17日 12時) (レス) id: 308a21cffc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほう | 作成日時:2017年8月10日 15時