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#番外編1 ページ37

瑠花side


両国ファイナルのとき。

カフェでAを待ってたらかなり時間が経ってて。

すごく心配してしまった。

だってあのAだよ?めちゃ可愛いAのことだから男に絡まれてんじゃないかって。


そんなこと考えてソワソワしてたらカフェの入口からAが入ってきて、とりあえず安心する。


何があったか聞いたけど、案の定大当たり。

でもセンラさんが助けてくれたみたい。

か、れ、し、のセンラさんがね。


いやあ、羨ましいな…






私は志麻さんのリアコだ。

志麻さんを推すようになってから他の男に興味無くて、大学や高校で数人の男子に告白されたけど「好きな人いるから」って理由で全て断わってきた。


私は大学で保育専門の学科に入り、そこで保育士の資格を取った。

昔から子供が好きでスーパーやゲーセンなどで子供を見ると基本癒されるか、ニヤけるか何かしてる()
だから保育士になろうって決めた。


保育士になって実感したこと。
関わるのは子供だけじゃなく、大人もいる。
上下関係がある。

私は保育士になって早々、先輩の保育士に「あまり調子乗んないでね」と軽く言われた。

その時は頑張ろうって思ってそれからは必死に色々やってきたはずだった。


でもそれは先輩保育士にとってはまだまだだったみたいで、「そんなのも出来ないの?」「動き遅い」「この前のピアノ下手すぎ」等とひたすら冷たく言われてしまった。


私の見た目上、強気な感じで絶対泣かないような顔をしている。いろんな子に言われる。

だけどこの時期は家に帰ってひたすら泣いてた。


でもそんな時支えになったのは志麻さんの声で。
雑談での低めの声も、歌枠の力強い歌声も、元気な笑い声も全部、私の辛さを飛ばしてくれた。


今はもうその上司は他の保育園へ異動したが、私には私にしか見えない深い傷を負った。
それを癒してくれるのが志麻さんだった。


純粋に彼に恋をしていた。

彼の理想の彼女になる為高校の時からダイエットをして今では高校のデブピーク時からマイナス約15キロ。





Aが楽屋招待を引いた時は羨ましいと思ってしまった。ずるいって。
でも神様は私にも味方してくれた。


楽屋招待を引いて、志麻さんに会うことが出来た。

努力をした体と化粧、服装で貴方に会えたことが嬉しかった。

志麻さんもひたすら喜んでくれて、まさか連絡先も交換出来るとは思っていなくて内心叫びたい気持ちだった。

#番外編2→←あとがき?



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設定タグ:歌い手 , 浦島坂田船 , センラ   
作品ジャンル:恋愛
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ちょこ - とてもよかったです!その後話がもっと欲しい! (2019年12月8日 22時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - さかたんがいいです! (2019年8月14日 8時) (レス) id: 1e074f746a (このIDを非表示/違反報告)
てるち。(プロフ) - aonaさん» ファイト!!!!! (2019年8月13日 11時) (レス) id: 65c4e0b590 (このIDを非表示/違反報告)
aona(プロフ) - てるち。さん» らぶらぶなの作ってみる…笑 (2019年8月13日 11時) (レス) id: 99cf67e177 (このIDを非表示/違反報告)
てるち。(プロフ) - aonaさん» …分からん…(今俺の新作手こずってるから…(坂田さんメインのお話)待って本当に分からん) (2019年8月13日 10時) (レス) id: 65c4e0b590 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:aona | 作成日時:2019年7月14日 22時

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