2 新幹線で一目惚れ【センラ】 (ページ12)

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#53 ページ12

Aside

はい。時は過ぎまして土曜日。

早いです。とうとうライブ当日。

既に私と瑠花は始発で会場に着いてます。
そうです物販です。

少し風があって寒いです、日陰しんどい。

花柄ワンピース着たのはいいけどそれだけじゃ寒い！って思って、カーディガンを羽織っている。

それとは逆に、

「、、瑠花、さん」

瑠「ん？何」

「相変わらず露出多めのえちえちですけど寒くないんですか」

瑠「え？慣れた」

………。

お強いお方だ。。。

志麻リスである瑠花。

この子は高身長のショートカットで誰もが認めるモデル体型。

今日は黒色の革生地で出来ているミニスカートに黒の白の薄い生地のオフショル。
あああパンツ見えそう。

私と同じくらいの時期に志麻さんを推し始めて、彼に会うためにダイエットしようと決意して、必死に努力して手に入れたのが今のスタイル。

10キロほど落としたとか。。。

って言っても元々も細くて可愛かったよ！！？

性格はとてもサッパリしていて、私とすごく気が合うんだよなあ～…

瑠「A！そういえば服！！誰に選んでもらったの！！」

「あっ、、えと、、」

そうだそういえば、、言うんだったああ(^^;

「大きい声出さないでね？！」

瑠「おうおう、任せて」

その返事を聞くと私はなるべく小さな声で、瑠花にセンラさんとの出会いと先週の土曜日のことを全て話した。

瑠「は、はぁ、、、？！おま、、、え、、結婚しろばーか」

「は？」

瑠「いや完全に、、、オキニじゃん…」

いやいやいやいやいやいや？！

「違うから！」

瑠「違くないわ…いや、まじでそれ羨ましい何それあたしも志麻さんと接触したい出待ちしようかな」

「それはやめろ害悪だわ」

瑠「さすがに害悪行動はきしょいからやんねぇわ」

柄は悪そうに見えてしまう瑠花だけどこう見えて普段は保育士。
子供を目の前にするとデレデレになるんです。

瑠「まあ、幸せに。あ、物販始まったみたい」

「あ、ほんとだ。」

始発のおかげでそんな長く待たずに買うことが出来た。

もちろん2人して缶バッジ上限である20個はもちろん、アクスタ3つ、お守り3は買った。
ほかは個人的に買いたいものをぱぱっと買って。

3万ほどお互いお金が飛んで行ったとさ。

さあ、缶バッジ開封式の始まりだあ(T_T)！