その可憐な身体、壊してやる【青峰大輝】

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桃井「もう青峰君!!聞いてるの!?」


青峰「あー…わり、聞いてなかった…」



部活中も、部活が終わってからも

頭ん中は相原のことだけ…



あの赤司を愛しそうに見る目…




でも俺が突き放したとき

あいつは今まにも泣きそうな


切なげな目をしていた。




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何でだよ……………




お前は赤司が好きなんだろ…っ



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わかんねぇ………


わかんねぇよ…………



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ごたごた考えるのは嫌いだ




いっそ




壊してしまいたい…………




青峰「さつき………」


桃井「ん?」


青峰「好きなやつ、できた……」



桃井「…………えぇええ!?
青峰君にバスケ以外に好きなものが…」



…………失礼なやつだな…



俺だって好きな女くらいできるっての…




青峰「んで、そいつ他に好きなやつがいるんだけど
どーするべきだと思う……?」

桃井「え…?うーん……私だったら絶対諦めないな〜
だって好きだもん!!」



…………さつきもテツが好きだもんな、



そーいやこいつも諦めてねー…



青峰「ん、さんきゅ……じゃーな」


桃井「あ、青峰君!?」



さつきに軽く手をあげ家の中に入る。



部屋に向かってベッドに倒れこみ

あﾞー、と濁った声をあげる。



相原が……………




もしあいつが赤司を好きだとしても




俺には関係ない…………




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俺しか見れねぇように…




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俺を求めるように…




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惚れさせてやる……

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