検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:106,275 hit

9 ページ11

貴方Side .



.




ーーーーーーーー……………



私が青峰君を知ったのは

2年生に進級してから。




もともと内気で自分から声をかけるタイプじゃないから

友達なんていなくて1人だった。




そして2年生始めての隣の席は青峰君。


出席番号順だからきっと隣なんだ、と思った。



青峰君の第一印象は………怖い人。



肌が黒くて目付きも悪くてとにかく怖かった。



「青峰!!寝るな!!」


青峰「あ゙?っせーよ!」



先生にも悪い態度、授業中は寝てばかり。



この人は不良なんだ、って関わらないようにしてた。



……………………でも、


ある日………




「では、開始!!」


定期テストの日、みんながカリカリとシャーペンの音をたてる中

私はカチカチとシャーペンをノックしていた。



どうしようっ………;


シャー芯がないよぉ〜っ!!



何でこんなときに………っ



先生に言う……?


でも急に席なんて立ったら

みんなに変な風に思われちゃう…



どうしよう、とあたふたしていると

横から黒くて大きな手。


チラッと見ると青峰君の手……にはシャー芯が握られていた。



青峰君の顔を見ると口パクで

使え、と言われた。



私はとにかくシャー芯が欲しかったから

一応会釈してシャー芯を貰った。



「こらそこ!!何をしている!!」


先生に指を指されビクッと震える。


どうしよう…っ

怒られる……………っ



青峰「るっせーな…カンニングしただけだよ」



………………………え?



先生「何だと!?相原は…」


青峰「こいつは関係ねーよ、俺が勝手に見ただけ」


先生「…………青峰、指導室に来い」



………………かばって…くれた……



…………自分を犠牲にして助けてくれた…



.



.



謝らなきゃ………




お礼、言わなきゃ…………




.




.




この時、好きになっていたことに




私はまだ気づいていなかった。

10→←8


ラッキーアイテム

革ベルト


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (479 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
259人がお気に入り
設定タグ:黒子のバスケ , 青峰大輝   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

飛鳥smile☆ - キュン死するところでしたー( ̄▽ ̄;) (2014年11月19日 14時) (レス) id: d2fd27ca38 (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - 狐神さん» ありがとうございます!!どうか新作の方もよろしくお願いします!! (2013年3月28日 7時) (レス) id: c02461451e (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - MIZUHOさん» ありがとうございます!!!!応援よろしくお願いします!!!! (2013年3月17日 16時) (レス) id: c02461451e (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - カゲロウさん» ありがとうございます!!!!青峰君いいですよねー!!!! (2013年3月17日 14時) (レス) id: c02461451e (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - 青峰LOVEさん» 本当ですか!?ありがとうございます!!!! (2013年2月10日 14時) (レス) id: c02461451e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:如月 | 作成日時:2013年1月21日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。