帝王 番外編7 ページ13
北「気ぃつけて帰りや」
『お疲れ様です』
侑・治「「お先に失礼します！」」
朝練の前にやった双子の生誕祭
ケーキワンホールは2人では完食できなかったので皆でつつき、残りは監督へ
そしてその日の学校内では女子たちからプレゼントやら何やら貰い、いつも以上にチヤホヤされた誕生日となった
今は午後の部活終え、帰宅している道中である。
侑「フフーン！えぇ1日やった！」
治「食い物ぎょーさん貰えたわ」
『よかったね』
Aには足元にも及ばないが、宮兄弟も女子のファンが多いで有名
背負ったバックの中にはいっぱいのプレゼント
部活の先輩や後輩からも貰えたし良い1日だったと胸を張って言える
侑「…で？」
治「Aからは何もないんか？」
『……は？』
けど、まだ足りない。
顔を覗き込んで問うてくる双子
…まて、まさか個人的なプレゼントを欲しているのか
『あげたじゃん』
治「それはバレー部全員で、やろ」
侑「俺らが1番欲しいんはお前からのプレゼントや」
治「それに去年は個別でくれたやん」
侑「今年も期待しとるんやけど」
なんて調子の良い兄弟なのだろう
去年あげたからといって今年もと確実に言える物はない
なのに貰えると信じるとは随分浮かれているな
『今年は皆と一緒のプレゼントだよ』
侑「は？」
治「…ちゅーことは、Aからはないん？」
『まぁそういうことになる』
侑・治「「はぁ！？！」」
悲鳴に近い声が夜空に木霊した
女子よりも、仲間よりも、彼からの誕生日プレゼントをずっと待っていたのに
一番期待していた分それが無いとわかった反動は大きい
『え、ごめんダメだった？』
治「ダメやないけど…」
侑「上げて上げて、最後に落とすって何やねん…」
意気消沈で見る見るうちに萎んでいく双子
それをジッと見下ろしていたAは『あーあのさ』と徐に声をかける
侑「…急になんや」
『その…オレがプレゼントなんていかがでしょうか』
双子「「！？」」
『お前らの誕生日終わるまでまだ時間あるし、二人の好きな事に付き合いますけど』
ダメですかね？
言っててやはり照れくさいのか、それを敬語で隠す黒髪の美青年
この答えにどう返すかなんて決まっている
「「ダメやない」」
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青めがね エレン(プロフ) - 一輝さん» ありがとうございます！そのお言葉で更新頑張らなきゃ…！と燃え上がることができました！！！これからもよろしくお願い致します！！！ (2021年1月31日 21時) (
レス) id: 1d378f5d2b (このIDを非表示/違反報告)
青めがね エレン(プロフ) - 菜の花のからしあえさん» コメントありがとうございます！3周！嬉しすぎる…続編もでましたのでこれからもよろしくお願い致します！！！！ちゅきぴ！！！！！！ (2021年1月31日 21時) (レス) id: 1d378f5d2b (このIDを非表示/違反報告)
一輝 - 毎回楽しみに読んでいます更新楽しみにしています頑張って下さい (2021年1月22日 20時) (レス) id: 61bf71a8cd (このIDを非表示/違反報告)
菜の花のからしあえ(プロフ) - お久しぶりです！毎回更新楽しみです！！エレンさんの作品全てが面白くて、この作品はもう3周ほど読みました笑 これからも頑張ってください！ (2021年1月5日 10時) (レス) id: eb3cbc1812 (このIDを非表示/違反報告)
青めがね エレン(プロフ) - りゅ。さん» コメントありがとうございます！何周もしてくれたんですか！嬉しすぎてとりあえずスキップしてます。夜だけど← 白鳥沢の絡み、番外編として書きたいと思います！絶対面白くなりそう。良い案ありがとうございます！(何様←)これからもどうぞ宜しくお願い致します！！！ (2021年1月2日 23時) (レス) id: 1d378f5d2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青めがね エレン
| 作成日時：2020年9月11日 8時
