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「ねぇ、キミー。」




「………」



「そこのフードの子だよ。キミ女の子だよね?さっき四つ葉のアイツに話しかけてた!」

「結構かわいいじゃーん。キミ魔力ないように見えるんだけど目元見たらかわいいし俺が入団してやるからさー?俺のとここない?んでもって試験なんて辞めなよ?」



話しかけてきた男たちの目を見るにかわいいって言うのは本心だろうけど遠回しに試験を棄権しろと言っている目をしていた






「__き___しゃ_____な。」





「え?なんて?」



「女の子は男に守られていればいいんだよー?」









「汚い…穢らわしい…喋りかけてくんじゃねぇこのダサ男共。(微笑」


「「ヒッ…!!!!!」」



おっといけない。



少し魔力を出してしまった。抑えないと…







「ちょ、ちょっとかわいいからって図に乗りやがって…!」



「俺らは貴族だぞ?!お前なんか下民だろォ?!」



怯えながらも上から目線の男たち



んー、そこは認めてあげようか



でもめんどいことしたらあとでウィリアムに怒られるし…どうしようかなー…









そう考えていると_______









突如膨大な量の魔力を感じた。これは…









後ろを振り向くとそこには黒の暴牛団の団長

ヤミさんと…あれ?さっきの魔力が一切見られなかった男の子…?


なにやってんだろー。喧嘩?

でもこんなところで新人くん潰したらまたウィリアムの仕事増えるからやめてほしいなぁ…仕方ない…







私は魔力を少しだけ出して蝶へと変化した









「えっ…?!」

「おい、この魔法って…!!!」




さっきの男たちが騒ぎ出す前にヤミさんのとこ行ってこよっと。









ヒラヒラ〜っと舞いながらゆっくりと魔力を出しているヤミさんとヤミさんに頭を鷲掴みにされている男の子に近付く









ピタッとヤミさんの手の上に止まる








「な、なんだあの蝶…」

「えっ…?蝶…?!」

「なんだあれ…?!」









もー、面倒事は起こさないでくれよ、ヤミさん


そう心の中で呟いていると通じるわけじゃないのにヤミさんの魔力が少しずつ収まっていった




「おい…A…お前なんでここにいんだよ。」

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青い目の宝石さん(プロフ) - アメリアさん» コメありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです!これからも精進していきますのでよろしくお願いします〜(*'ω') (2020年12月10日 7時) (レス) id: c88fb3b6cd (このIDを非表示/違反報告)
アメリア(プロフ) - めっちゃ楽しい物語ですね!!物語の進むテンポがとても見やすくて、、! 更新頑張って下さい!次の話を楽しみにしてます!! (2020年12月10日 7時) (レス) id: 2b297179dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:青い目の宝石さん | 作成日時:2020年12月4日 19時

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