【ブラクロ】もしもの世界【ウィリアム・ヴァンジャンス】

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アスタ君は全ての攻撃を剣で打ち消す
だけどあれじゃあいつまで経っても攻撃は出来ない！

「魔力が無いくせに煩わしいガキだ…だがジミーの呪力はまだまだ残ってるぜ…？
っと…オマエの前に…！！」



…！まずい！！！！



「ジミー！！奥の目障りなガキ片付けとけ！！！！」


敵の攻撃はアスタ君がさっき守っていた子供に向けられた




「くっ…間に合わない…！！！」

私では今周りの敵を相手するのに手一杯だ

さっきアスタ君を守ったのがここでくるのか…！！！




「誰狙ってる…！！！」



あの速さであの大きい剣振り回せるの…？！

すごい…でも…！！


「アスタ君！守りながらはさすがに…くっ！」

目の前のゾンビ達が邪魔すぎて助けにいけない…！！


「あーあーそうだったな。オマエら騎士団は国民を守るんだったな…あのガキを狙えジミぃー！！！！」

さっきよりも呪弾を増やし攻撃をするジミー

アスタ君だけじゃあの子は…！！








「他人護るために自分が傷ついてちゃあ世話ねぇな！！そんなガキ護って何になるっつーんだよ！偽善者野郎がー！！！！」









────────









「何にならなくても護る！！！」






「…んふふ、そうね！そうこなきゃ！！」



…アスタ君は護れないんじゃない

護るんだ









こりゃ私も負けてられない…！









「蝶創成魔法─黄蝶の鱗粉─」




一定範囲にいるゾンビに黄蝶の鱗粉を発動させ動きを鈍くさせた

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