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「さ、お風呂湧いたから入ってきなよ。」

「わかった!入ってくる!覗かないでね〜?」

なんてふざけながら言ってみる

「…一緒に入るかい?」

あの今までで一番良い笑顔で答えてくるのやめてもらっていいですか??(n回目)

「んもー!冗談よしてー!!!」

私は照れているのを隠してお風呂へと直行した

これでもどれだけの人に好意をもたれているかわかってるつもり


だからこそ…まだウィリアムには想いを伝えてはいけない気がするの

ウィリアムも私の想いにきっと気付いてる
だけどお互い伝えないのは今はまだ伝えるべきじゃないと感じているから
彼がまだ言わないでいるのなら私もまだ言わない

でも…いつか…伝えられる日がきますように…









ウィリアムside


「…一緒に入るかい?」

なんて言って返すと彼女はお風呂へと直行した

照れ隠しなのはわかっているけれどそんなところも可愛い


きっと彼女は私の想いに気付いている
そして私も彼女からの想いには気付いている

だが今はまだ伝えることが出来ない
まだ私には彼女を守ることが出来ない
もどかしい…私は堂々と彼女の隣にいたいと言うのに






「A…私は隣にいてもいいのだろうか…」






ぽつりと呟く
こんなことを言っても彼女はいつか私のそばを離れていってしまう
だからこそこの想いは隠し通していくつもり────────









「いなきゃダメだよ。」


「…っ、A?」


パッと後ろを振り返るとそこには部屋着姿になったAがいた

Aは私が座っているソファの前へと立った


「私ずっと言ってるでしょ?ウィリアムじゃなきゃ、ウィリアムとじゃなきゃ!って。昔から決めてるの。ウィリアムの隣は私がいいし、私じゃなきゃ務まらないんじゃないか!って!」

んふふ、と自慢げに言う彼女に悩んでいた自分がバカバカしく思えた



「…ふふ、そうだね。私も君じゃなきゃ嫌だな。」

「わっ…!」

その場で立っていた彼女を腕の中へと引き寄せる

お風呂から上がってすぐだからか髪はまだ濡れているがシャンプーのいい匂いがする彼女の首元に顔を埋める

「ウィリアム、くすぐったいよ…!」

「…まだ…もう少し。」

「今日は甘えたい日なのかな?」

かわいいな〜と言いながら頭を撫でてくる
…私が君を撫でたいのに。

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青い目の宝石さん(プロフ) - アメリアさん» コメありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです!これからも精進していきますのでよろしくお願いします〜(*'ω') (2020年12月10日 7時) (レス) id: c88fb3b6cd (このIDを非表示/違反報告)
アメリア(プロフ) - めっちゃ楽しい物語ですね!!物語の進むテンポがとても見やすくて、、! 更新頑張って下さい!次の話を楽しみにしてます!! (2020年12月10日 7時) (レス) id: 2b297179dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:青い目の宝石さん | 作成日時:2020年12月4日 19時

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