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「俺は…俺はいつかあなたを超えます…!」

「…!」

「いつかあなたを…Aさんを超えてヴァンジャンス団長を超えて…!俺は魔法帝になります!!!」

「…」

彼は嘘をついていない…これは本心からだろう。
私とウィリアムを超えるって???


「んだよそれ…((ボソッ」

「(さすがにまずかったか…?!)」









「…んふ。んふふふ!いいじゃん!それくらいの夢持ってる人中々いないし!」

「えっ…?」

「何?キレられるとでも思った?
私はウィリアムが大事なだけで他は何だっていいんだよ!夢を追いかけたいなら追いなさい!私はその手伝いはするよ!

けど私とウィリアムを越えられるかしら…?(ニヤッ)」

「…超えてみせます!!」

この心意気なら大丈夫そうね…
教育係はやっぱクラウス君に任せよっと。
私が出る幕じゃないみたい

「さて、早くアジト内の案内終わらせないとね!」

「はい…!!」

「そうだ!案内している間、ユノ君とアスタ君について教えてよ!」

「俺とアスタの?」

「うん!どういう風に今まで生きてきて、今どうしてここにいるのかとか!」

聞きたかったんだよね…これからは任務もあるから時間作れないだろうし聞ける時に聞かなきゃね!



そうして私はユノ君にアスタ君とのことを聞きながらアジト内を案内した


一方その頃…









─────────────────





「二度とAさんに近付くなよ。」

「我々にも勝てないくせに貴族を名乗るな。」




「「す、すいませんでしたぁぁぁ…!!」」




金色の夜明け団の団員がウィリアムからのお達しで試験の時にナンパをしていた男たちに注意喚起をしにきたらしい

こんなところで使われている団員もだが周りが引くほどにヴァンジャンス団長の嫉妬心は強いらしい…





──────────








「…そうか。ご苦労さま。もう戻ってきていいよ。」

注意喚起をしてきた団員から連絡が来てから数分、ウィリアムはひとり部屋で仕事をしていた


「(A、まだ案内やっているだろうか…また去年みたく他の団員に迷惑をかけてないといいが…)」


そう考えていると…





バァン!!!!!





部屋の扉が勢いよく開いた音がした
こんなにキレイに魔力を隠し部屋の扉を勢いよく開ける人なんて一人だけだ









「ウィリアム!戻った!!!」






大好きな彼女だけだな。



「おかえり、A。」

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青い目の宝石さん(プロフ) - アメリアさん» コメありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです!これからも精進していきますのでよろしくお願いします〜(*'ω') (2020年12月10日 7時) (レス) id: c88fb3b6cd (このIDを非表示/違反報告)
アメリア(プロフ) - めっちゃ楽しい物語ですね!!物語の進むテンポがとても見やすくて、、! 更新頑張って下さい!次の話を楽しみにしてます!! (2020年12月10日 7時) (レス) id: 2b297179dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:青い目の宝石さん | 作成日時:2020年12月4日 19時

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