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ウィリアムに言われた通り、クラウス君を探していた
んーどこ行ったんだろう？
アジトの中案内でもしてるのかな？
しばらく歩いていると中庭に出た
お、あれは…？？
「いいか、ヴァンジャンス団長が何を言おうと俺は断じて認めない！」
クラウス君はユノ君を認めようとしていない
それは他の団員もそうだろう
私がここに来る前にもウィリアムは他の人から責められていた
時期にウィリアムが団長になってからは私に対しての暴言は無くなったが…次に狙われるのはユノ君になってしまったのかな
「…」
「全く…なぜ団長はこんなやつに入団を許したのか…」
助けてあげるかぁ…
「ウィリアムが言ったんだし文句言わないでくれない？」
「…！！Aさん！！」
「…！！」
「ウィリアムがその子に才能があると思って入団を許可させたんだ。団長が決めたことなんだしいいじゃんか。お堅いなぁ〜クラウス君は。」
はぁ…こちらが溜息をつく程に真面目なんだから…
根は良いやつなんだけどねぇ…
「しかし…！！金色の夜明け団は貴族しか入れないはずの団！例えこいつに才能があるとしてもこいつは下民の者ですよ？！」
私も元下民なんだけどな。
はぁ…仕方ない…
「──蝶創成魔法 黄蝶の鱗粉──」
私はその場で魔法を使いクラウス君を痺れさせた
「…っ！！」
「…！！」
「いつから貴族だけの団と決められていたの？ウィリアムが言ったんだ。それに対して文句を言おうとしてんの？」
「い、いえ、！決してそのようなことでは…！くっ…！！」
クラウス君は痺れが効いているせいでかその場で膝まづいた
「それに……私だって元下民だよ。」
「(Aさんが…？！)」
「ウィリアムが許可したの。それに口を出すならまず私が相手してあげる。あんたに私を倒せんの？」
別に見下しているわけじゃないが瞳孔はいつもよりも開いているだろう
ウィリアムのことは悪く言わせないよ？
「…くっ…も、申し訳…ありませんでした…以後気をつけます…」
「…口を慎め。ウィリアムの前で決してその言葉を口に出すなよ。」
「はい…。」
「新人君にアジト内案内してたんでしょ？私が案内してくるからあんたは頭を冷やしてきなさい。」
スっと魔法を解いた
「さ、行こうか。ユノ君！」
「は、はい…」
その場に立ち止まったままのクラウス君を置いて私はその場を離れた
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青い目の宝石さん(プロフ) - アメリアさん» コメありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！これからも精進していきますのでよろしくお願いします〜(*'ω') (2020年12月10日 7時) (
レス) id: c88fb3b6cd (このIDを非表示/違反報告)
アメリア(プロフ) - めっちゃ楽しい物語ですね！！物語の進むテンポがとても見やすくて、、！ 更新頑張って下さい！次の話を楽しみにしてます！！ (2020年12月10日 7時) (レス) id: 2b297179dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青い目の宝石さん | 作成日時：2020年12月4日 19時
